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箱根駅伝2024-25「負ける気がしねぇ」シリーズ

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2021-22は「男になるのはお前だよ」、2022-23は「パワフルパワー」、2023-24は「前人未踏」シリーズでした。 箱根駅伝2024-25「負ける気がしねぇ」シリーズで行…
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2024年11月の記事一覧

第101回箱根駅伝出場校紹介(12)「専修大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(12)「専修大学」

自分の中で「まさか」と思えるチームがあるとするならば、専修大学でした。正直2位という結果に驚きを隠せませんが、それもまた各選手の奮闘あってこそでした。

緑のS軍団は箱根路を沸かせることができるか?

専修大学緑色のユニフォームと言えば青山学院大学だが、元祖は専修大学として知られている。数少ない箱根駅伝優勝校の16校の一つとしても知られ、かつては箱根登山鉄道の踏切に優勝を嫌われたという、箱根駅伝に

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第101回箱根駅伝出場校紹介(11)「立教大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(11)「立教大学」

ここからは予選会組。1位通過は新監督就任した立教大学だった。実力あるランナーたちが本番で強さを見せ、駅伝シーズンでも台風の目となれるだろうか。

立教大学米国聖公会の宣教師チャニング・ウィリアムズ主教が、1874年に東京・築地に設立した聖書と英学を教育する私塾、立教学校を前身の一つとする日本屈指の伝統校。東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学・明治大学・法政大学と併せ6校で「東京六大学」を形成。

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第101回箱根駅伝出場校紹介(10)「大東文化大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(10)「大東文化大学」

30年前には「山の大東」と呼ばれた名門大学だったが、予選会で敗れる、敗れた際の選手たちのふるまいまで批判されるような異例の事態に見舞われていた。しかし、仙台育英を立て直した名将・真名子圭監督の下チームの改革が進み、全日本と箱根でシード権を獲得。

名門再建の途上であるライトグリーン。今シーズンやいかに。

大東文化大学成り立ちとしては非常に古い大学で、大正期に起こった「漢学振興運動」により東洋学術

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第101回箱根駅伝出場校紹介(9)「帝京大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(9)「帝京大学」

帝京魂!

ということで、今日は帝京大学を紹介いたします。
速さより強さを追い求める「育てて勝つ」チーム。今年の帝京大学は一体どれほどの強さになっているだろうか。

帝京大学1931年に設立された「帝京商業学校」が起源。当初は財団法人だったが、1959年に学校法人となり、1966年に設立された。医療系の大学としても知られていて、医療系学部のキャンパスは板橋区、文系学部は八王子市に分けられている。都

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第101回箱根駅伝出場校紹介(8)「創価大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(8)「創価大学」

歴史を越えた挑戦が続く創価大学。前回大会ではドーピング違反などがあり失格処分を受けてしまったものの2番手でゴール。今シーズンもどの駅伝でも高い安定感を誇り上位校にくらいついています。

決して駅伝を語る上で目の離せない存在となってきた同校を今回はご紹介。

創価大学1971年に日本の仏教系宗教団体の一つである創価学会の第3代会長であった故・池田大作さんによって設立された。当初は1973年に創立予定

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第101回箱根駅伝出場校紹介(7)「早稲田大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(7)「早稲田大学」

都の西北にあるのが高田馬場で、そのまた西北にあるのが所沢というのが今回紹介する早稲田大学です。結構都の西北好きなんですよ。

ここ数年安定した成績こそ残しているものの、なかなか上位をうかがうことができていない。そろそろ上位に割って入っていきたいところだ。それだけの力があるだけに、なおさらだろう。

早稲田大学1882年に佐賀藩の藩校「弘道館」にて学んでいた大隈重信によって、東京専門学校という学校名

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第101回箱根駅伝出場校紹介(6)「法政大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(6)「法政大学」

今回ご紹介するのは法政大学。全日本大学駅伝ではまさかの棄権とあいまったが、出雲ではどの区間でも安定して10番以内をキープ。やや昨年までに比べると迫力の無さは否めないが、ポテンシャルはとても高い。

法政大学1880年に日本の私設学校として初めて法律専門学校として設立された法政大学は、バンカラな気質としても知られている大学だ。文化祭での飲酒OKなど、なかなかに尖った法政大学だが日本の私立大学の中で古

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第101回箱根駅伝出場校紹介(5)「國學院大學」

第101回箱根駅伝出場校紹介(5)「國學院大學」

そろそろ本気で優勝を狙う。前回の箱根駅伝終了後に前田監督がインタビューでそのように答えていたのが印象的でした。その本気度を裏付けるように、今年2月にはエースの平林くんが大阪マラソン優勝。

前回復路では実力ある1年生と2年生を起用したフレッシュな強さも持つ國學院はいよいよ本格的にてっぺんを取りに来ているのかもしれません。

國學院大學1882年に皇典講究所を母体とする大学で、明治政府の神道政策の一

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第101回箱根駅伝出場校紹介(4)「東洋大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(4)「東洋大学」

「その1秒を削り出せ」。どこまでも泥臭く前へと進まんとする鉄紺軍団は多くのファンをつかみ、そして卒業生たちは大きく羽ばたく人も。そんな鉄紺軍団の2024年もまた、どこまでも泥臭くそしてそんな姿を求めて多くの人の心をつかむのでしょう。

ではまず学校紹介から。

東洋大学東洋大学は、1887年に井上円了により創設された哲学の専修学校である私立哲学館が前身となって設立された大学で、仏教系ではないが、歴

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第101回箱根駅伝出場校紹介(3)「城西大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(3)「城西大学」

noteでは櫛部さんの練習に関するスタンスなどのアウトプットなどにも定評があり、様々な取り組みをしていることがうかがえる城西大学。他大学とは少し違った部分からのアプローチは常に興味深いものがある。

新たなる挑戦が始まった城西大学。今年の櫛部監督の「研究発表」はどうなるだろうか?

城西大学1918年に設立された城西実務学校を前身とする城西学園を母体にして、1965年に創立された比較的新しい大学。

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第101回箱根駅伝出場校紹介(2)「駒澤大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(2)「駒澤大学」

駅伝シーズン、苦戦をすると思われた駒澤だったがよもやもよもや、ここまで立て直してきたのには恐れ入った。藤田監督の下で有力な選手たちが着実に育っている姿は感慨深いものがある。

しかし、まだまだチームとしては発展途上。得意の全日本、捲土重来を期する箱根まで駒澤はどんなチームになって行くのか注目だ。

駒澤大学1592年に日本の仏教宗派の一つである曹洞宗が設立した吉祥寺の学寮(吉祥寺会下学寮)を起源と

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第101回箱根駅伝出場校紹介(1)「青山学院大学」

第101回箱根駅伝出場校紹介(1)「青山学院大学」

出雲でノルマとしていた三冠を逃し涙をのんだ最強チーム青学は、いずれにしても距離が伸びてくれば脅威であることに変わりはありません。
今シーズン入学した力のある新入生含め、新生青学は今シーズンどうなのか。

学校紹介も合わせてどうぞ。

青山学院大学1874年に佐倉藩の農学者、津田仙の斡旋によりドーラ・E・スクーンメーカーが麻布に設立した女子小学校、1878年に津田仙の命名、斡旋によりジュリアス・ソー

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【予想記事】今回の箱根駅伝ってどこが優勝するんですか?

【予想記事】今回の箱根駅伝ってどこが優勝するんですか?

はい。正直こういう予想記事を出すことは避けたい(というか予想あたらないことが多いのでできれば書きたくはなかったのだけど)のだが、正直このまま出場校紹介しても楽しくないよねってことで予想記事を書かせていただきます。

ここまで國學院大學の2連勝だけど、正直箱根駅伝を想定した時にどこの学校も可能性あるよねということで。特にこの残り1か月半でチームががらりと変わるブラックボックスみたいな時期なので正直予

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エントリーから見る全日本大学駅伝

エントリーから見る全日本大学駅伝

はい、ということで全日本大学駅伝のエントリーを見て行こう。何分関東の大学だけがメインとはなるが。ということで個人的な独断と偏見でどこのチームが行けそうか見てみましたそれではどうぞー

選手の実力がダイレクトに表れる駅伝とその前に全日本はどんな駅伝かというと、熱田神宮から伊勢神宮をつなぐ駅伝で大体距離にして8区間106.8kmと大体距離的にも箱根駅伝とそれほど変わらない駅伝となる。

だが、箱根駅伝

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