つくり手であること 04*塩の存在
2020年の梅雨は、もやは雨期と言えるほどの長雨。実母をはじめ、日本中の誠意ある農家さんたちもなかなか大変そうです。どちらかといえば能天気な我が家でさえ、ひと月に4回もコインランドリーで洗濯物を乾かすことになろうとは、なんだかちょっと、世界が尋常じゃないことになってる空気を否めずにいます。
この状況下でさらに、座ってする作業時間が多くなり(これを書いている今も椅子に座っているわけですが)わざわざ意識的に体を動かさないことには、体内にも湿気が溜まってることを実感する始末。結果として、やたら脚がむくみます。これを読んでくださってる方の中にも、同じようにふくらはぎをさすってる方がいるんじゃないかしら、と想像しますがいかがでしょうか。
むくみもまた、体内の状態が顕在化した現象のひとつで、さらに体内の状態を左右する「食」を交えて言えば、むくみに関係してくるのは「塩分量」です。もしかしたら普段から減塩を心がけている、なんて方もいるかもしれませんが、今日のコラムは、塩分量との付き合い方について綴ります。
題して「むくみと自炊と、塩抜きの刑」です(なんのこっちゃ)。
病気でもないのに、むくみの何が問題なのか
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