考えの基準
答えのない問題というものは無数にある。今日、それらの問題に対して明確な自分の考えを持つことが重要視されている。というのも、面接でも作文でも様々な場面で取り上げられているからだ。
この「答えのない問題」というのは、例えば環境問題や貧困、戦争についてなど。そこまで大きな規模でなくても、私が最近zoomで議題として話したことでもある、「キャラ(個性)はコミュニケーションの中で必要なのか」というような、身近な事柄も沢山ある。
zoomでも、学校の授業の中でも、どこに行ってもこれらの問題に対してあなたはどう思うかと聞かれる。
私は今日、散歩をしながらある想像をしていた。
私がいるのは自分の部屋、そしてパソコンの前。
画面には大学の面接官がいる。
「あなたは、ブラックホールについてどう思いますか」
と問われている。
そこで私はその質問に対して自分の考えは何なのか考えていた。ちなみに私は宇宙の知識が全くなく、この質問自体が不適当かもしれないが、趣旨としてはこういう抽象的で、これだという答えがない質問をされた時である。
こんな抽象的な質問、まさに自分の考え、どんな思考や知識を持っているのかストレートに分かってしまうもの、それになんて答えたらいいんだろう。何て答えたらこの面接官は「この子は凄い」と思ってもらえるんだろう。
…ん、待てよ。今私って、この面接官を感動させるために自分の考えを用意している。なんというかこう、自分の興味から出た情熱、みたいなもので答えていない。これってただ、私はこういう「偉い人」に凄いと思って欲しい答えを常に考えてるんじゃないか。よく考えたら私って、「先生」とか上の立場の人の前だとはっきり自分の考えが言えない。この考えって合ってるんだろうととても不安になって言うことができない。完璧これで良いだろうと確信が持てないなら、その「先生」などの上の立場の人に言うことができない。
ということは、私って、そういう答えのない問題に対して自分の考えを作るとき、その先生みたいな人たちがどう思うか。それを第一に考えていたのかもしれない。
ここで新たな自己分析(?)をすることができた。
確かに良い学歴、就職先を得るためにはこの思考は大切だろう。けれどやっぱり、私は他人軸で生きたくない。だから今からでもこの思考を捨てていく必要があると気づけた。
そして、本当に自分が思う考え、自分の思考や今ある知識から生まれたその考えをきちんと持って、はっきりと意見を述べられるようにしたい。
終わりに わたくしごとな話
ちなみに何故こんな面接をしているシーンを想像していたのか。それは、今猛烈に大学について考えているからである。実は、私は高校を転入することを考えていて、そこは私立なため学費が結構かかる。私は将来大学に行きたいので今高校でお金をかけても良いのか、それとも我慢するべきなのか考えていた。その判断をするために、自分はどんな大学に行きたいのかなんとなく決めておく必要があったのだ。その一候補として宇宙航空が浮かんだ。そしてもし宇宙航空の学部で自分が面接を受けていたとしたら…、という場面である。
更にちなみにちなみにを言ってしまうと、S高への転入を考えている。私が全日制から(地元の)通信制の高校に変える、と決断したのはかなり急であって、その時は念密に調べなかった。それが一つの反省でもある。なのでその時の教訓を生かしてどんなシステムなのかだったり、実際入って感じた体験談みたいなものを色々調べている。N/S高は画期的なカリキュラムだなと思っているが、複雑でちょっと人に説明しにくい。笑
自分の将来もよくわからない。だから今ここで「高校生としてやりたいこと」を優先していいのだろうか。高3になって大学受験をする時、果たして私はこの決断で良かったと思うのだろうか。そして私はまた頑張れるのかな、だらけてしまわないだろうか、という不安が拭いきれない。
けれどまだ時間はあるから、じっくり考えて答えを探していきたい。
…だなんて台詞は言えない。もうあんまり時間はないけれど(笑)、とりあえず色々調べて、人に相談して、聞いて、自分が納得いける決断を下せたら良いな。そうなりますように。
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