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ワンコちゃんから教わる自分を守る術 〜人生訓のヒントはどこにでもある〜

先日、三保松原海岸で1時間ほど観光して、三保松原文化創造センターの前でお昼ご飯を頂いていた時のことです。ワンコちゃんたちがご主人様と一緒に歩いている姿を見ました。
超小型犬や小型犬、大型犬、と様々です。その中で超小型犬ちゃんたちが、他のワンコちゃんたちに吠える姿を、子どもたちと見ました。

自称説教の鬼(嫌な鬼だな)の私が、こんな絶好のチャンスを逃すはずがありません。
はい、説教タイムの始まりです。(嫌な時間だな)

「いい?小さいワンコちゃんたちは、ああやって思いっきり吠えて、自分を強く見せたり、守ってるんだよ。わかる?」

「頑張ってるね〜」

「そうだね、そうやって自分を守ってるんだよ。知らないお兄さんお姉さん、おじさんおばさんに声掛けられて連れ去られそうになったら、ああやって大声出すんだよ?」

「わかった」

よし、さすがは小学生低学年。とても素直です。

そしてもう一つ、教えたいことがあったので、ごめんね小さいワンコちゃんたち。一つ、使わせて頂きました。


「小さいワンコちゃんに吠えられてる、
大きなワンコちゃんたち、いるでしょ? 吠えられても、知らん顔して、かっこよくない?」

「うん」

「堂々としてて、見向きもしないよね。
大きいワンコちゃんが見向きもしなかったら、小さいワンコちゃんたち、すぐ他のワンコちゃんたちに吠え始めたでしょ?
友達に嫌なことでからかわれても、ああやって、『しーらない』って、無視する。わかる?」

「うん、わかる」

「大きいワンコちゃんみたいに、かっこよく、ね?」

「わかった」

相変わらず、素直です。

この大きいワンコちゃんたちの立ち居振る舞いは、大人でも通じるものがあるかもと、人の目をよく気にしてしまうHSPな私も改めて教わりました。


どの吠えるワンコちゃんたちも必死に生きていて、我が子達の危機管理の大先生として良いことを教えて頂きました。

大きいワンコちゃんたちも、堂々としていて、友達の荒波に揉まれそうになった時の大先生として導いてくださいました。

ワンコちゃんたち、ご主人様方、本当にありがとうございます。

今日は始業式、明日から通常の日々が始まります。
ポヤポヤ次男はクラスの中で上手く立ち回っていますが、長男は今年のクラスには馴染めていなさそうです。
それでも毎日まったく嫌がらずに学校に行く長男。尊敬の一言です。

どうか、堂々と無視できる精神力と鈍感力、脅威に立ち向かう勇気を、ワンコちゃんたちから教わってくれていますように。

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