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『ヒトは見た目で判断する』は本当かもしれない

日本人の主食といえば、ご飯ですよね。近年、欧米食の影響を受け、パン食の人もいるようですが、日本人はどちらかといえば、米を主食にしている人が多いと思います。

かく言う私も最近までは、朝はパン食でした。ですが、突如襲われためまいをきっかけに、主食を米に切り換えると、体調がすこぶる良くなり、やはり日本人のカラダにはご飯が合っているのかもしれないと思った次第です。

我が家はここ最近ずっと雑穀米です。主人が糖尿病ということもあり、食にはかなり気をつけています。しかし、もともと食にウルサい主人。白米が大好きです。白米は糖尿病患者にとって、あまりよくありません。糖尿病の人は、血糖値に関しては少し考えなければいけません。そんな我が家では、つい最近、玄米を導入しました。

玄米は白米と比べると血糖値の上昇が穏やかなため、主人にはもってこいです。いつか玄米に、と考えていたのですが、何しろ、農家育ちのため、白米第一主義。白米以外の米は米ではないといった考え方の持ち主です。しかし、今はその考え方を改めてもらっています。雑穀米をとり入れるなど、食に気をつけたことにより、体重が10キロ以上落ち、ダイエットに成功したからです。

木製のトレーなどを使用して、とにかく美味しく見える食を心掛けています。雑穀米にしたことで、とにかく健康食に見えます。食を美味しく見せ、目から料理を楽しませることで、食に満足してもらう作戦は大成功でした。次なる策は玄米食への切り換え。その玄米を数日前から開始しているのですが、案外うまくいっています。

近年の玄米は非常に美味しいと思います。玄米といえば、マズいという声をよく聞きます。白米大好きな人にとったら、確かに触感に差があるのかもしれません。ですが、雑穀米でかたさ慣れをした今では、玄米は全く抵抗ありませんでした。

そもそも私はあまり柔らかすぎるご飯が好きではありません。どちらかと言えば、少し固めの方が食べた感があり好みです。そんな私が雑穀米を好むのは当然の流れ。そして、玄米であっても同じです。とはいえ、主人に対しては、いきなり100%玄米にしてしまうと、引いてしまう可能性があるので、少しずつ比率を増やしているところです。

実際、比率を変えているけれど、主人は気づいているのか気づいていないのか、フツーに食べてくれています。そう。つまり、味とか触感とかよりも、見栄えや雰囲気で食べているということなのでしょう。

人は見た目が100%とか90%とか言うように、まず視覚から捉える生き物だと思います。それは食に関しても同じで、見た目や雰囲気が良ければ、脳がそちらに気をとられ、味は二の次となるようです。よほどマズくない限り、こんなものだと、理解するのでしょう。今日も「うん」と満足そうに頷いていました。

ということで、玄米食への切り換えは、今のところうまくいっています。玄米は本当に栄養もありますしね。そもそも、栄養度の高いところをカットして白米にしてしまった理由は、見た目の美しさを第一に考えたから。売り出すための企業戦略のために、カラダに大切な栄養をカットしてしまうなんて、どうかしていると個人的には思ったりもします。

カラダのことを考えるのなら、まずは栄養を第一に考えられたものを売り出すのが常ではないでしょうか。栄養をカットする企業努力をして作られたものが、果たして、本当に私たち消費者のことを考えているのかを考えれば、何を購入し、何を食べればいいか分かると思うんですが、なかなか難しいところですね。

今日はカラダにとてもよいと言われる玄米についてお話しました。栄養のあるものは、私たちのカラダを美しくしなやかにしてくれます。健康のためにも、よりよいものをカラダに入れてあげてくださいね。


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