ほんとちょっとした気持ちの揺れを短編で綴ります。目を閉じてうたた寝してしまったら忘れてしまいそうな、そんな小さなときめきを忘れないうちに記録したいなぁ、みたいな集です。軽い気持ち…
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それは愛でも恋でもなく、渇望なのかもしれない
見上げるとキラキラと輝きながら
宙を待っているソレが
自分に降り注いくるのを
ぼんやりと見つめていた。
まるで
スローモーションのように見えていたソレは
いつのまにか自身の身体にまとわりつき
数グラムしかないこのキラキラたちが
凄くすごく重く感じて思わずよろける。
尻もちをつきながら
ふとステージに立つ彼らを見て
羨ましい
と思った。
全てがキラキラ輝いて見えたこの下からの景色
そちら側
夏雲とパンケーキとギター
8月8日
出かける準備を済ませ、外に出ると
キレイな夏の雲が浮かんでいた。
アクリル絵の具で描いたぐらい
コントラストが強い空は
夏休みの宿題に追われてたあの頃を思い出す
今日の目的は3つ
・喫茶店でパンケーキを食べること
・コスメを買うこと
・ギターと歌を練習すること
暑いのでギターは彼に任せて
いざ出発
朝ごはんが遅くてそんなにお腹が空いていなかったので、とりあえず目的の買い物。
痛みなんて忘れて好きなところに連れて行ってよ
痛いままじゃどこにも行けないでしょ?
新しい場所へ行くときも、新しいことを始めるときも、
チャレンジする時は誰だって不安で俯きたくなる。
「私には出来ないかも」
自分で自分を傷つけて、籠りたくなるのは
昔に引いた風邪をまだ拗らせているから。
痛みなんて忘れて
それでも変わりたいって思っているなら
そんな靴ずれだらけの靴じゃどこにも行けないんよ。
不安で俯きたくなったとき、
足元がツヤツヤ
髪をバッサリ切って新年を待つ。
髪の毛を切りました。
ずいぶんと長くなった髪の毛を。
師走だから、って理由になるほど
何が忙しい、というわけではなかったけど、
誕生日とかライブとかクリスマスとか
なんだかんだ予定が詰め詰めで
あっという間に年末になってしまった。
軽くてスッキリした頭で
なんだか思考もスッキリした気がする。
いい新年を迎えられそう。
そう、ついでに今月で23歳になりました。
23歳の抱負でもツラツラ書こうと