【ゾワッと】新潮文庫100冊で傑作に出会った【納涼】
今日芦沢央先生の「火のない所に煙は」という小説を購入した。
理由としてステンドグラス風しおりがもう1枚欲しかったのと、芦沢央先生の作品が読んでみたかったところにちょうど選ばれていたからという単純な理由である。
買ってから5時間くらいかけて先程読み終わった。
読んでいてどんどん口の中が苦くなっていった。
ちょっと叫ばせてほしい。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!怖いよぉぉぉぉぉ!!!!でも小野不由美先生の「残穢」に比べたらはるかに、圧倒的にマイルドなんだけどでも実話怪談って思うと他人事って笑い飛ばせなくてなんか後味が悪いよぉぉぉぉぉ!!!
続きを!!!続きをお恵みください!!!!差し替えたいといっていた調査内容についても!!!
本書にも出てくるが、かなり細かな作業にも拘られていてTwitter(今はXか)にも伏線をされているとのことである。読んでる途中でそこに行き当たったら検索してみてほしい。
以下Amazon 芦沢央 『火のない所に煙は』 説明より
本年度ミステリ・ランキングの大本命! この面白さ、《決して疑ってはいけない》……。「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!
怪談をミステリで解こうとしてるのもまたこの作品のミソである。うまい。
怪談と聞いて超常現象?科学で説明できるだろと思ってる諸君や『残穢』、オカルトが好きな諸君にぜひおすすめしたい。
予知などでお困りのあなたにも今まで読んだ内容の見方が変わるお話もある。
この読んだ勢いのままどこまでがネタバレにならないかだけ考えて書いてるこの投稿で販売意欲が上がるかと言われたらしないだろうが見かけたら読んでみてほしい。軽い語り口調で気づいたらズブズブ引きずり込まれている。
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