
考え方の癖、行動の癖を修正して、負のループから少しづつ離脱する。
私の人生に集中する。
どんなに前向きになれたと思っても、私の頭の中に、嫌な気持ちや嫌な出来事、後ろ向きでなげやりな考えが浮かんでくる。
そして過去の失敗や、過去の嫌な感情を引っ張り出して、落ち込む。
それでもいい。
大事なのはそんな自分の気持ちに気づいていること。
自分の思考に気づいていること。
その嫌な気持ちは、「あっちに行け」とはせずに、
「そうか、今、仕事に行きたくないな、と思った」とただ少し俯瞰する。
私の気持ちから少し距離を取って観察するような、イメージ。
そして、「行きたくないと思ってるんだね」と共感する。
ふと、わたしのココロが言う。
「私仕事できないし。○○さんに呆れられてると思う。」
「そっか。呆れられていると感じてるんだ。」
自分の気持ちを、自分の感じ方を否定しない事から始める。
嫌な気持ちがなくなるわけじゃない。ただ、嫌な気持ちが湧き上がる量が減るような感じ。
ネガティブな出来事や感情が起きた時、自分自身の中で何が起きているのか、まずは知る必要がある。
自分の気持ちを否定すると、その否定にココロは反発して、嫌な気持ちが生まれて、それをまた否定して、また反発して悲観的になって・・・・だから、冷静さを失って、どんどん自分のココロを責めて追い詰められていく。
本来の現実、今の自分の気持ちからどんどんずれていく。
事実と私が思っているだけのことも区別できなくなる。
今と過去の気持ちも区別できなくなる。
だから負のループに入る。
そして、冷静さを欠いて、突然全部やめたりする。
自分の周りの5人の平均は自分。
そんな言葉を聞いたことがある。
人は人や環境からの影響を受けやすい。考え方、常識、行動、価値観・・・
自分に一番最初に影響を与える1人目は、自分自身だと私は思う。自分の内面の気持ちだったり、考え方だと思う。だから私は自分を知りたい。私は、まず、理想の自分との付き合い方を考え始めた。自分がどうありたいのかわからなければ、行きたい場所にも、人生で何をやりたいのかもわからない。周囲の5人は当然、自分がわからない人になる可能性が高いし、自分を確立している人がそばにいれば、居心地が悪くなる。
そして、5人は何も、実際に合う人でなくてもいいらしい。
私は毎日、自分のありたい理想の私に近づけそうな人の言葉に、YouTubeや読書で触れている。自分の周囲に置く5人を自分で選ぶことも可能なんだ。
そうしてまず、周囲5人の一人目の私にじっくり向き合う。本当の私は、どんな考え方をして、何を感じて、どんな事を好むのか。何が嫌いで、どんなことに嫌な気持ちを感じるのか。
そして、どう考えるか、どう行動していくか、どう反応するか、世界から何を受け取るのかは自分で選べる。小さく、ひとつづつ選択していく。
その時間は自分に集中する。自分の人生に集中する。
人の事が気になってもいい。あの人がどうだとか考えてもいい。
だけど、5分だけでも、自分のことだけを、自分の人生についてだけを考える時間を、1日1回は作る。
その時間だけは、今の自分に集中する。
そうやって、考え方の癖、行動の癖を修正して、負のループから少しづつすこしづつ離脱していくイメージ。
らせん階段を上がるように、少しづつわずかに上昇していく。
私がわたしの為に費やした時間と、その小さな変化が自分に勇気をくれる。
私の人生を生きれるのはわたしだけだ。
少しづつ、私との付き合い方を、思考や行動の癖を変えていく。
私はすでに、私らしい性格や資質を持っているから。
性格や資質を変える努力はもうしない。私との付き合い方を変えていく。
持っているものをどう使うのかを考えていく。
人のことを考えている時間はもうない。
私はわたしの人生に集中する。
人生100年だとしても、私に残された時間は限られているから。
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