バターたっぷりの「ヴィクトリアケーキ」を、バターなし!卵・小麦粉・乳製品も使わずに作ってみました
わたしは植物性の材料でお菓子をつくるレッスンをしています。
今日は
ヴィクトリアケーキを
植物性のみの材料で作ってみた、というおはなしです。
ヴィクトリアケーキとは
イギリスの伝統菓子。
「ヴィクトリアサンドイッチ」とも呼ばれる
焼き菓子です。
紅茶によく合う
あまいお菓子です。
バターをたっぷり使った
いかにもイギリス伝統!という
ずっしりしたお菓子を
植物性のみで再現してみました。
もとのレシピは
小麦粉
卵
たっぷりのバター
白砂糖
などでケーキを作ります。
焼き上がったケーキに
たっぷりとジャムを挟み
粉砂糖もたっぷりとふりかけて仕上げます。
ジャムと一緒にクリームを挟むレシピもあります。
元レシピではたっぷりつかう
バター、卵、白砂糖は使わずに
植物性で再構築です。
わたしはグルテンフリーをしているので
小麦粉も使いません。
植物性といっても
あっさりしすぎないよう甘めにし
オイルもふだんより多めに入れました。
ケーキをオーブンで焼いていると
甘やかな良い香りがします。
焼きたてをすぐにでも食べたいくらい
良い香り!
ですが
スライスをしてジャムをはさむため
ひと晩、ケーキを落ち着かせます。
翌日、いよいよ試食です。
ケーキをスライスし、クリームとジャムを挟みます。
食べてみると
表面はさっくさく。
心地の良い歯ごたえ。
ケーキの下の方は
しっとりとしています。
さっくりと
しっとりの
対比がとても良い。
フォークを入れると
ベリーのロージャム(加熱をしない生のジャム)と
ホイップクリームがはみ出してきます。
なんて美味しそうな絵なのでしょう!
さっくり、しっとりのスポンジに
こっくりクリームが合わさって
ジャムのよい香りもします。
お口の中はしあわせでいっぱい。
おいしさが
口の中にぎゅうぎゅうになったところに
アッサムのミルクティーを飲むと
さーっと洗い流れて
さっぱりします。
さっぱりしたので
もうひとくち食べたくなる、の
くりかえしです。
紅茶との相性が良く
あまりの美味しさに
2切れ食てしまいました。
試作ですが
かなり気に入っています。
ヴィクトリアケーキを
作ってみようと思ったきっかけは
また聞いてくださいね。
今日は
ヴィクトリアケーキを
植物性のみの材料で作ってみた、
というおはなしでした。