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哲学は「いろいろ考えるのが好きだった人たちの歴史」と知って、考えるのも悪くないかもとシフトする

こんにちは。櫻子です。
中3男子、小1女子のママ、ADHD要素ありのHSP、ヨガイントラです。

昨日から息子くんの学校が学年閉鎖になってしまいました。
趣味が合う息子くんと一緒にいるとだらだらとアマプラ見たりしてしまいお互い勉強にならないので、近所のカフェに避難しております。

一昨日、『ニコマコス倫理学』に挑戦するぞーっとnote書いたので、まずは岩波文庫の難解さを肌で知ろうと図書館に寄ってみました。

図書館で ニコマコス倫理学を調べたら、とっつきやすそうな岩波ジュニア文庫の『西洋哲学の10冊』を発見。

そして、『西洋哲学の10冊』を探しに行った棚で、待ってましたとばかりに ヨシタケシンスケさんが絵をつけている『初めての哲学』。

これは間違いなくご縁。

図書館て、系統で分けてるじゃないですか、、哲学の棚は面白そうなのばかりでこれ以外にもあれやこれや借りてしまい、エコバッグが重いです。

(岩波の『ニコマコス倫理学』は借りなかったw)

『初めての哲学』の裏表紙はこちら。

『はじめての哲学』石井郁男さん著   ヨシタケシンスケさん画

哲学って、「いろいろ考えるのが好きだった人たちの歴史」ってことでしょ?
・・・マァ、そうね。すごーーーくカンタンに言うとね。

『はじめての哲学』石井郁男さん著   ヨシタケシンスケさん画

よく考える方ですか?それともピンときてパッと動く方?

わたしは割と考えがちで、左脳がフル回転でプシュー、プスンという自分を堅苦しいなーとか、もっと右脳で直感的に自由に生きられないかなって常々思ってたのですが、
(人様には 超右脳タイプで自由人に見えてるらしいんですが)

やっぱり、人生をよりよく生きようって思うのは悪いことではないし、
人として真っ当とも言えるし、
よく考えるのも悪くないかもしれない、といきなりのシフト。

さすが、ヨシタケシンスケ哲人。。

そして、『西洋哲学の10冊』の前書きには

あなたが感じるこの世の中の不満、納得いかないこと、それと同じことにつまづいて、考え込んでいる哲学者がきっといるはずです。その人の言い分を聞いてみませんか。

『西洋哲学の10冊』左近司祥子さん

とありました。

同じことにつまづいて、考え込んでいる!
マジすか!?

なんだか嬉しくなってしまいました。

しかも、論理的に考えることができて、それを人に理解と納得ができるよう説明できる、めっぽう頭のいい人たちが、考え込んだ末に得たなんらかのこたえを教えてくれるって、
哲学、楽しいかもしれなし。

先駆者の考えを聞きながら、拙い頭なりによりよく生きるためにとことん考えるのも、悪くないかもしれない。

ちなみに『初めての哲学』は、10人の有名な哲学者がやってきたこと、説いた説を簡潔にまとめてくれている本です。
難しい哲学書に進んで「、、、で、誰が何を主張してるんだっけ」みたいに混乱してしまったときに確認するのによいのでは?と思いました。
ヨシタケシンスケさんのイラストが肩の力を抜いてくれます。

ちなみに、わたしのお目当ての『ニコマコス倫理学』のニコマコスはアリストテレスのお父さんだそうです。

『ニコマコス倫理学』はお父さんに、よき友を持って、よい人生を生きなさいね、って教わったってことをまとめたってこと、かな?
(『ニコマコス倫理学』は未読。『はじめての哲学』にはこれに関する記述なし)

ラファエロ「アテナイの学堂」
真ん中の赤い服の人がプラトン、隣の青い服の人がアリストテレス『ニコマコス倫理学』を持っている

実は、岩波ティーンズ文庫の『西洋哲学の10冊』の一人目プラトンから、混乱気味。(プラトン『饗宴』を解説してくれてます)
ティーンズ向けなのに。。

でも、著者の語り口は楽しそうで、哲学は大学に学びにいって「これって、こういうこと言ってるんだよね?」「え、違くない?」などと話しあうのが一番面白いかもな、と思いつつ、アリストテレスは明日にしようと思います。
(ってか、明日は仕事だ、読む時間は捻出できるか!?)

読んでくださってありがとうございました。


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