月夜に踊る花
花を咲かせたい
唯一無二の僕だけの花
僕にしか咲かせられない花
色も僕にしか染められない
だから誰も真似できない
そんな花
僕の頭の中をぐるぐる渦巻く
思考を栄養分にして
それはきっと
夜にしか咲かない花なんだ
月夜の晩
きっと満月の日に
その花は咲いて
きれいな花びらが
月明かりをうけて
きらきらゆらゆら
夜闇の中で踊っているんだ
そう言う花
僕が咲かせたいって思ってる
花はそう言う類の花なんだ
昼間の太陽の下でもいいん
だろうけれど
夜闇に浮かび上がる花にこそ
僕は僕らしさを
感じてしまうから
紡ぐ心が咲かせる花の匂いに
僕はきっと居心地の良さを
感じるに違いない