秋の終わり 冬の始まり1291日
長い夏が終わり秋が始まったかと思えば
急に寒くなり辺りを見渡せば
すでに肌寒い冬の気配
秋は薄まりもはや厚手のコートが
入り様な朝の冷え込み
起きるのも躊躇われる寒さ
秋の彩りを感じる間もなく
季節は巡り僕は戸惑い
街の装いには早くもクリスマスの飾り付け
早くないかな?とは思うものの霜月ももう終盤
来週になれば師走に突入していくのだから
鈴の音が聞こえても別に不思議ではないのだ
身の回りが騒がしくなると過ぎゆく
日々の体感時間も早くなっていき
今年を振り返る間もなく
あっという間に来てしまうだろうお正月
2024年の秋をいつか振り返った際に
果たして僕は何を思い出すだろうか
香嵐渓に向かって並ぶ長い車の渋滞か
岐阜の道の駅でみたみかん投げの風景だろうか
もっと秋を堪能したかったなあと
惜しんでしまう晩秋の夜
ストーブの熱で温まりながら
思い馳せる2024年の秋の事
来年の秋はもっと全身で秋を
贅沢に大胆に味わいたいものだ