描く海のイメージは蒲郡の海
描く海の絵や言葉の綴りは
蒲郡の海がまず浮かぶ
描く魚やカニ、ヒトデの類
自分のこの目で実際に見て
触れてきた記憶を頼りにして
蒲郡の思い出と結びつけて
それを筆先につけて走らせていく
絵にしても言葉で表そうとしても
味わった海の塩っぱさや潮の香り
未熟な腕では表現しきれないかもしれない
けれど熱意をもってこだわって細部まで追求
蒲郡の海の色合い景色は
実際よりも美化されているかもしれない
けれどそれだけ好きな海だって
言う事でご愛嬌
波飛沫やカモメの飛ぶ姿
遠くに見える竹島
結ぶ橋の白さ
海は多少緑色に見えていて
行き交う漁船やタンカーの類
音や人の営みの
事細かな部分にまで
目では追いきれないけれど
それでも身をもって
歩き触れて味わい
染み込んできた
蒲郡の海を僕なりの感覚で
筆先に乗せて走らせ
僕にしか描き出せない蒲郡の海を
僕なりに綴っていく
あの頃の蒲郡の海と
また出会えるし
今だから出会えた
新たな蒲郡の海を
僕の思い出に残していける
心の中の海の景色を
豊かにする為に
僕は蒲郡の海を
これからも描きだしていく
言葉にして綴っていく