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t_and_s_coach
寒波襲来 1365日
寒風吹きすさぶ2月
警報級の寒波襲来
寒くて寒くてぶるぶるぶる
震えては縮こまりまるまる背中
致し方ないだろうにそれが冬ってもんなんだ
たらたら流れる鼻水はなちょうちん
厚手のコートに身を包んだとて
晒される顔には無慈悲な冬の冷気
悴む手をポケットの中に突っ込めば
カイロの温もりに触れて感じる
しみじみ沁みるありがたみ
息を吐けば白い雲たなびかせて帰る夕暮れ時
空は灰色白雲千切れて降り始めた雪の結晶
音もなくゆらゆらと雨粒と違って
どこか控えめで
どこか気品があって
でも寒い事には変わりないから
風情を感じる前に足早に家路を急ぐ
そんな僕を押し留めようと吹きすさぶ寒風
びょーびょーと泣き叫びながら
ただをこねる子どものように
僕にしがみついてきては離れてくれない
体がどんどん冷えていく
どんどんあたりは暗くなっていく
冬の笑い声も高らかに
あぁ我が家まであと少しだ
、、頑張らなければ、、