真夜中の縄張り争い　1354日

冬が終わりに近づいてきてるのだろう

とっぷりと日のくれた窓の向こう

叫び声唸り声

ケンカしてる猫たちのただならぬ雰囲気

だだをこねた子どものような叫び声が

こだまする闇の向こう

落ち着かぬ

眠ろうにも心が騒つく

休まらない

争い事と言うのはそれが人だろうが猫だろうが

不安な心に苛まれるからなるべきなら

関わり合いになりたくないが

猫のケンカはいつどこで

起きるか分からないから困ったものだ

春が近づいてきてるのだろう

猫たちの縄張り争い

ケンカして得た幸せの果てに待つ

春の匂いを今から想像してみる

それは素晴らしいのかどうかは

春になって見なければ分からない

猫たちの縄張り争いは

日に日に過激になっていく

誰が勝つか負けるかどちらにせよ

夜が騒がしい

眠れない