【255文字書評】睡眠障害の診断と治療/山口祐司 著 (2019/09)
一口に睡眠障害と言っても、入眠障害、中途覚醒、昼間の眠気、異常行動など、いろいろな種類があるのだな。
それぞれの睡眠障害ごとに症状・症例・治療法が具体的に書かれていて、イメージしやすい。
中でも症例の説明がとても具体的かつ簡潔でリアリティがある。
診断時の判断基準が明確なので分かりやすく、どのような投薬治療をしたら症状が治ったのかも書かれている。
たとえ寝付きが悪くても、中途覚醒しても、昼間の生活に支障がなければ「睡眠障害」とは呼ばないらしい。
平易な言葉でとても読みやすく、非常に勉強になった本。
2019年9月刊。
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