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2019年10月の記事一覧
「よしよし」の意味と語源
「よしよし」というと「いい子いい子」とか「撫で撫で」っていう表現を連想するでしょう。
でも、それらと「よしよし」の間にはいくつか決定的な違いがある。
まず、「いい子いい子」っていうのは 、相手を下に見てるわけだよね。そして、こっちの期待や価値観に合うようなことを言ったりしたりする相手に対しての誉め言葉みたいなものでしょう。もっと言えば、相手をこっちの都合がいいようにコントロールしてしまいかねな
「よしよし健康法」とは?
この本『よしよし創健美術』は、ふたつの柱からできています。
その第一が「よしよし健康法」、一言で言えば自分で自分に「よしよし」するという、非常にシンプルな健康法です。
「なんだバカバカしい」とか「子供じゃあるまいし、アホらしい」などと 思う人も少なくないでしょう。
だけど実際のところ、 どんな人も本当は自分を「よしよし」してくれる 存在を 求めているのです。
ほとんどの場合、その存在というのは他
【消えた「自分との対話」?】
ある日、とある大学病院の待合室でのこと。
近くに座っていた二十代後半の女性とそのお祖母さんらしきひととが、ポツリポツリとこんな会話を交わしてた。
「あんた、それ、何見てるの?」
「ネット。インターネット」
「それ、携帯電話とかいうもんでしょ?」
「携帯電話っていうか、スマホだけど、スマホの画面でインターネット見てるの」
「見てるだけじゃないでしょ。指でなんかポツポツしてるじゃない?」
「Twitt
フロイト派の性的発達理論によせて
フロイトは、幼児は世界は自分を中心に回っているかのように思うものだと考えた。
母親をはじめとする周りの大人たちみんなが、自分を大事にしてくれる。泣いたりぐずったりすると、食欲を満たしてくれたり、おむつを替えてくれたり、あやしてくれたりする。でも、自分が無力なので周りが世話してくれているのだとは思わず、自分は泣いたりぐずったりさえすればすべて欲求がみたされる万能の存在だと思い込む。
こういうのを、一