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内向直観とは

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ユングの提唱する心理機能「内向直観」について自分の知識や体験から勝手自由に探求しています。
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Niの萌芽

Niの萌芽

私はNi過多なINTJを自認しており、日頃から主機能であるNi(内向直観)を持て余し、それゆえ、その働きや効果、詳細をあれこれ調べたり、好き勝手な推察をしています。元来、私は興味の幅が大変狭く、何に付けても内側へ向かう性分のため、自分の内面を掘り下げることに全く飽き足らず、加えて内面の資源は無尽蔵、かつコストもオールフリー!お財布にも優しいため、かなり都合の良い関心事であったりします。

■Niと

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Ni・書籍「アナロジー思考」メモ

Ni・書籍「アナロジー思考」メモ

私は、16タイプ性格診断でいうところの「INTJ」を自認している。自認の理由としては、ユングが提唱した心理機能の内向的直観機能Niを小さい頃から多用している点、加えて外向的論理、Te(実際は内外両方の論理機能を往復している感じだが)をツートップに機能させ「Niの着想→Te+Tiで思考→Teで行動→完了→Niに戻る」というサイクルで日常生活を営んでいる点にあるからである。

そして私は、INTJの主

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直観と抽象化②

直観と抽象化②

~心理機能Niと細谷功氏の著書をヒントに~                  

前回の記事では、細谷功氏の著書、見えないものを見る「抽象の目」「具体の谷」からの脱出を参考に、見えないものを抽象化概念と位置付ける考え方をベースに、抽象化とは、区別すること(カテゴリ化)、関連付け(タグ付け)をすることであると述べました。そして、ユングによる心理機能の内向的直観(Ni)は、この抽象化メカニズムにより構

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直観と抽象化①               

~心理機能Niと細谷功氏の著書をヒントに~                                        

■内向的直観機能「Ni」とは                                                    

 スイスの精神分析医で心理学者のカール・グスタフ・ユングは、思考、感情、感覚、直観の4つの心理機能にそれぞれ内向、外向を掛け合わせた8種類

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Niと洞察

Niと洞察

早いもので、梅のつぼみもほころび始め、小春日和の日は暖かさを感じるようになりました。                               

私は16タイプ性格診断テストでINTJを自認するHSP傾向の左きき者です。子供の頃から、各種タイプ分類やカテゴリ分けが好きで、心理テストや性格診断をよくしていました。こんな私なのでネットで発見した16タイプ分類はまさに好物。自身の思考のクセや行動パタ

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これって内向的直観クイズかも。    

これって内向的直観クイズかも。    

■クイズを手掛かりに内向的直観を理解する 

現在、テレビ各局において多種多様なクイズ番組が毎日放送されている。わたしは、クイズ番組評論家ではないし、クイズ研究会に所属していた経歴もないので番組内容に関する具体的な分析や評論をし得る知識や器量を全く持ち合わせていない。                                      

でも、あるクイズ番組を見ていて「あ、こうゆうクイズわ

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直観をもって不安を制す      

直観をもって不安を制す      

直観は不安を内在している

ヒトは現在のほかに過去と未来というものを知ってしまった。故に不安を生み落としてしまった。不安の対処法として、先のことを予測したり異なるもの同士を関連づける働きを獲得した。

私は16種類性格診断のINTJタイプを自認し、その主機能である内的直観機能を軸足に日々内的世界に関する想像を巡らしています。先日、上記のような考察をnoteに挙げました。その続きです。       

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