ハラダ@ライブ配信サポーターズ

ATEM認定トレーナー。スポーツ、シンポジウム、セミナー等のライブ配信をしています。Y…

ハラダ@ライブ配信サポーターズ

ATEM認定トレーナー。スポーツ、シンポジウム、セミナー等のライブ配信をしています。Youtube、ZOOM、Facebook各種SNSでのライブ配信が可能です。日々の業務で行った配信のことなどを中心にみなさんと共に検証しながら、いろいろな配信の形を探っていきたいと思っています!

最近の記事

ATEM Mini Extreme ISOでREC(録画)が故障。衝撃の事実が発覚!

普段、HDMI機器が多い場合や収録業務の場合、BlackmagicDesign ATEM Mini Extreme ISOを使っています。 この機種は、ISO録画(パラREC)ができるので、プログラムアウトのバックアップ録画の他、すべての入力チャンネルの映像・音声を個別収録してくれる優れものです!しかも、スイッチングされた情報をそのままDaVinci Resolveのプロジェクトファイルとして保存してくれるので、あとで間違えた場所等を簡単に変更できます! 今回は、ATEM

    • SDIの映像と音声を分離してみる!SDI to Audio

      規模が大きいハイブリッド配信の場合、配信担当会社とPA担当会社がタッグを組むことが多いです。リアルイベントの規模が大きいと、その分、配信も音響も照明もかなりの作業量が必要となります。 私は、配信担当で入ることが多く、LEDビジョンの管理もセットで行います。LEDビジョンにスライドを出したり、映像をポン出ししながら、配信のスイッチングを行うという感じです。 規模が大きいと、PAさんから映像の音をデエンベットしてほしいです!とよく言われます。ずっとレンタルで対応していたのですが

      • 提案用機材リスト

        できるだけ簡単にリッチな画面構成でセミナー配信をするための提案用機材リストです。 ●ミキサーZOOM L-8 https://amzn.to/3ALY4X0 ZOOM L-8(キャリングバック付き) https://amzn.to/4dKD0yB ZOOM L-12 https://amzn.to/3Z8kJH2 ZOOM L-12(キャリングバック付き) https://amzn.to/3Z3UCkF ●スイッチャーATEM Mini Pro(4chスイッチャー) h

        • Roland Graphics Presenterを試す。

          先日発表になった、Rolandの無料テロップソフト「Graphics Presenter」。 対応しているスイッチャーであれば、HDMIケーブル1本で、フィルソースとキーソースを使って画面合成ができるエクスターナル合成が可能と噂のテロップソフトです。 現時点(2024/8/31)では、新発売のV-80HDのみ対応しているようですが、今後は下記のスイッチャーに対応していく予定だそうです。 今回は、とりあえず、ソフトだけダウンロードして使ってみた感想を共有します! Rola

        ATEM Mini Extreme ISOでREC(録画)が故障。衝撃の事実が発覚!

          最近のZoomって、音声をミックスマイナスしなくてもZoom登壇いけちゃうかも?!

          先日、クライアントから自力でZoom登壇者ありのミニマムハイブリッドライブ配信をやってみたいから自分たちで考えたやり方を見てほしいとの依頼があり、行ってきました。その時にZoomの驚くべき進化を目の当たりにしたので、ご紹介します。 Zoom登壇者ありハイブリッド配信の音声の注意点数年前からZoom登壇者がいるハイブリッドライブ配信をやってきていて、その時の音声の最も大切な部分が、ミックスマイナス(マイナスワン)した音声を登壇者に返すということです。 配信会場には、Zoom登

          最近のZoomって、音声をミックスマイナスしなくてもZoom登壇いけちゃうかも?!

          LiveUSoloってUSBテザリングをできるやつなら認識する件

          今日ほど、自分の無知さに呆れた日はありませんw 屋外で回線が確保できない場所でのライブ配信では、 Live U Soloを使って配信をしています。 私が持っているものは、「LiveU Solo HDMI/SDI」で、入力がHDMIとSDI両方あるものです。 過去にも記事にしているので、一度ご覧ください。 このLiveUSoloという機器は、USBドングルを2個挿せて、本体にAPN設定をしてモバイル回線を使用するものです。そう思っていたのは、メーカーのマニュアル等にそう書い

          LiveUSoloってUSBテザリングをできるやつなら認識する件

          ライン入力をマイク入力に変換?!SHUREのアッテネーター A15AS

          いつものスタジオではなく、外に出向いてセミナーやスポーツの配信を行うことが多いのですが、会場に音も出しつつ、配信するいわゆるハイブリッド配信となります。 この場合、会場のスピーカーに音を出すために会場備え付けの卓に音をいれないといけないのですが、大学等のセミナーだと、卓の裏側を開けられる場合もあるのですが、球場や体育館のようなところだと、卓周りががっちり固められていて、表面には、マイク入力端子しかない。。。ライン入力をマイク入力に変換しないと音が入れられないなんてことがよくあ

          ライン入力をマイク入力に変換?!SHUREのアッテネーター A15AS

          現場トラブル激減!映像スプリッター AV MATRIX SD2080

          突然ですが、みなさんは、会場で映像を分配するときにどんなスプリッターを使っていますか? 私は、パソコン系仕事から映像系に派生してライブ配信をしているので、HDMIの分配には、PC系のスプリッターで合わせて自動判別で異なるディスプレイサイズでも映像を映してくれるものを使っていました。ただ、この「自動判別」が邪魔をして挿す順番によって映ったり映らなかったりと現場で手のかかる部分でした。 今年に入り、MATRIX ELECTRONIC TECHNOLOGY社のAV MATRIX S

          現場トラブル激減!映像スプリッター AV MATRIX SD2080

          Roland P-20HDを使って超簡単リプレイ出し

          スポーツやeスポーツ配信で欠かせないリプレイ表示。 きわどい判定や最高のパフォーマンスをスロー再生しながら差し込む。 放送の演出としては、代表的なものです。 いままもリプレイ出しは、やっていたのですが、HyperDeck Shuttle HDを持っていたので、それで対応していました。 今回は、P-20HDを新に導入し、よりミスの少ないリプレイ出しができたので、ご紹介します。 HyperDeck Shuttle HDのメリット・デメリット今までは、BlackMagicDesi

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          ATEM Mini 9.5アップデートがすばらしい

          初心者からプロまで使っているBlacmagicDesignのATEM MiniシリーズのSoftwareControlとファームウェアが先日アップデートされました。 このアップデート(9.5)は、ユーザーが待望していた機能が反映されてかなりの神アップデートとなっています。 今回は、そのアップデートの内容の中でも個人的に非常にありがたい部分を抜粋してをご紹介します。 ATEMスイッチャー9.5アップデートの内容対象スイッチャー ATEM Miniシリーズで、以下の製品が対象

          ATEM Mini 9.5アップデートがすばらしい

          OBS Studioを使った野球のライブ配信を2か月間で236試合サポート

          全国に約30連盟が存在する、大学野球連盟。 春季リーグと秋季リーグの年2回大きなリーグが開催されます。 2024年4月現在、そのうち、13連盟が大手スポーツコンテンツへ試合を配信しています。 その配信は、10連盟が『学生』によるライブ配信となっています。 私は、学生が現地でライブ配信の基礎知識の指導や当日に起きるトラブルや疑問をオンラインでサポートしています。 2024年の4月と5月は、ライブ配信サポートに明け暮れる2か月間でした。 サポートした試合は、この2カ月で236試合

          OBS Studioを使った野球のライブ配信を2か月間で236試合サポート

          Live U SoloとFS040Uのデリケートな関係

          春は、いろいろなことが始まる気持ちのいい季節です。 シーズンインをするスポーツもたくさんあります。 私は、地元の独立リーグの野球団のホームゲームをすべてライブ配信しています。限られた機材や事情の中で、回線が準備されている球場がないので、モバイル回線でライブ配信をせざるを得ません。 そこで活躍しているのが、最強エンコーダー Live U Solo です。 過去にLive Uに関する記事を上げていますので、詳しくは、以下の記事をご参照ください。 グレードによっても変わりますが、

          Live U SoloとFS040Uのデリケートな関係

          Soundcraft Ui24Rをハイブリッド配信で使用したらやっぱり便利でした!

          3月にハイブリッド配信をした時に、ミキサー soundcraft Ui24Rを使用したのですが、やっぱり便利だったので、事例を紹介します! soundcraft Ui24Rこのミキサーは、物理フェーダーやゲインノブ等がほぼなく、INPUTとOUTPUTの端子のみがついてあり、操作はすべてタブレットやPCで行うというデジタルに全振りしたミキサーです。 記事にしましたので、詳細は、以下をご覧ください。 ハイブリット配信は2つ以上の出力を作る実際にハイブリッド配信を行うと、以下

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          PTZコントローラー AVITOK C170を使い込んでみました

          年度末の3月は、いろいろな業務の締め作業があり、かなりバタバタとしていました。ライブ配信の多数入っていて、配信の準備が複数同時進行しならがという目まぐるしい月でした。 少しだけ落ち着いたので、最近使い込んだ、PTZカメラのコントローラー AVITOK C170をご紹介します! PTZカメラ AVITOK以前からPTZカメラを導入していました。そのPTZカメラは、AVITOK V429B4-NDI でFHDのPTZカメラです。 コントローラーは、導入せず、NDI TOOLSで

          PTZコントローラー AVITOK C170を使い込んでみました

          ハイブリッド配信におすすめ!デジタルミキサー Soundcraft Ui24R

          最近のライブ配信は、ハイブリッド配信前提のような感じになってきていて、リアル会場にお客さんがいて、スピーカーから音をだしながら配信にも音を出します。観客側のスピーカーの他、演者への返しモニターに音を送らないといけなかったりと、送り先が結構増えます。 現場に持っていく小型のアナログミキサーではどうしても出力数がたりなくなったりします。出力数が多く、入力数もそれなりにあるものを探していると、松井さんの記事を思い出しました。そこに紹介されていたのが、Soundcraft Ui24R

          ハイブリッド配信におすすめ!デジタルミキサー Soundcraft Ui24R

          OBS Studio配信者必見!オーディオインターフェースSteinberg UR-Cシリーズがアプデ!

          オーディオインターフェースを使って、OBS Studioでライブ配信をされている方で、特にSteinberg UR-Cシリーズをお使いの方は、ぜひお読みください! 私がオーディオインターフェースを使うのは、zoom等オンラインミーティングをする際に簡易的にマイクをつないだり、映像編集するときくらいです。ライブ配信を始めたばかりのころは、OBS Studioで1人2人の演者でライブ配信をするときにも使っていました。 当時は、音響の「お」の字も知らなかったので、音響に詳しいスタ

          OBS Studio配信者必見!オーディオインターフェースSteinberg UR-Cシリーズがアプデ!