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Roland Graphics Presenterを試す。
先日発表になった、Rolandの無料テロップソフト「Graphics Presenter」。
対応しているスイッチャーであれば、HDMIケーブル1本で、フィルソースとキーソースを使って画面合成ができるエクスターナル合成が可能と噂のテロップソフトです。
現時点(2024/8/31)では、新発売のV-80HDのみ対応しているようですが、今後は下記のスイッチャーに対応していく予定だそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1725279455-EhHy8qIODXLoRniUsuCle7QY.png?width=1200)
今回は、とりあえず、ソフトだけダウンロードして使ってみた感想を共有します!
Roland Graphics Presenterって?
![](https://assets.st-note.com/img/1725279914-xGLUtjMkF7n1TdwXZpquJYKg.jpg?width=1200)
Graphics Presenterは、Rolandのスイッチャー、AVミキサー専用のタイトル/グラフィックス生成ソフトウェアです。
予め用意されたテンプレートを使用して、テロップをよりグラフィカルに出せるようになります。
テンプレートには、カンファレンス用、スポーツ中継用、ウェビナー用など、いろいろなテンプレートのデザインが準備されていて、多少編集も可能。どうやっているかわかりませんが、 Roland独自の技術で、HDMIケーブル1本で接続するだけで、対応するRoland製スイッチャー、AVミキサーに合成用のFillとKey信号を送信することができるテロップソフトです。
対応スイッチャーは?
対応しているスイッチャーは以下の通り。
これから順次対応スイッチャーが増えていくようです。
V-160HD Streaming Video Switcher(今後対応予定)
V-80HD Direct Streaming Video Switcher(現在唯一対応)
V-8HD HD Video Switcher(今後対応予定)
VR-120HD Direct Streaming AV Mixer(今後対応予定)
VR-6HD Direct Streaming AV Mixer(今後対応予定)
私が使っているV-8HDもギリギリはいっていたので、今から楽しみですw
合成用のFillとKey信号を1本のHDMIで送る
合成用のFillとKey信号を1本のHDMIで送ることができるのですが、対応スイッチャーの決められた特定のチャンネル(例8ch)に入れ、設定を合わせることで、エクスターナル合成が可能となるようです。
いままでだと、Fillソース用映像とKeyソース映像を個別にだして、スイッチャー側の2チャンネルを使用して、合成していたのですが、HDMIケーブル1本でそれができると、チャンネル数に余裕ができます!
![](https://assets.st-note.com/img/1725280608-bHIxRQpZLsoTgeGmKkwNFcz9.jpg?width=1200)
無料で使えるテンプレート
ソフトのダウンロードもテンプレートも無料で使えます。
使用するには、Rolandアカウントが必要です。このアカウントも無料で作ることができます。
テロップのカテゴリは、以下の通りで、一通りそろっています。
ちなみに、Windows専用ソフトです。Macでは使用できません。
• タイトル
• 字幕
• スティンガー(モーション付きグラフィック)
• スポーツ用スコアボード
• 対戦タイトル
• 選手リスト
• ビデオ/オーディオ、静止画、MIDI信号の送出
• QR生成
• カウントダウン時計
![](https://assets.st-note.com/img/1725280429-5DaWjtSuUOi2ANZMfH03yxQe.jpg?width=1200)
操作は超簡単
操作は簡単で、出したいテロップをクリックするだけです!
超簡単でした。
最新スイッチャーのV-80HDだけの機能で、マルチパッドが搭載されていて、そのパッドに、Graphics Presenterのテロップをアサインしたり、マクロやシーンを登録することもできるようです。
実際に使用した際に感じたメリットデメリット
メリットと感じたところ
Fillソース用映像とKeyソース映像がHDMIケーブル1本で送れる!
グラフィカルなテロップがすぐに使える!
テンプレートから選ぶだけなので、超簡単!
ワンクリックでテロップが出せる!
無料!!
デメリットと感じたところ
テンプレートがまだ少ない。。。(これからに期待w)
クリックしてあら表示されるまで少しラグがある。。
外付けディスプレイが複数ついていると挙動が怪しいw
位置調整が、ATEMと同じ感じでY軸X軸で指定するのが惜しいw
注意点
メンバーのあけさん情報によると、現在のVer1.0では、マイドキュメントのディレクトリがCドライブ内にないと正常に動作しないそうです!
サブドライブにドキュメントを移動している方は、注意が必要です!
【RolandのGraphics Presenterについて】
— あけ (@TrinityAke) September 2, 2024
現在のVerではマイドキュメントのディレクトリがCドライブ以外に変更されているとクライアントに正常にコンテンツが読み込まれません。
プログラムだけでなくドキュメントもCドライブ内の標準にないと動きませんので注意です。 pic.twitter.com/CG1LzwnxLv
まとめ
いかがでしたでしょうか?
使ってみての感想をまとめてみましたが、まだ、出来立てほやほやで、Ver1.0ということもあり、これからどうのように拡張されていくのかが楽しみです!
Rolandさんは、いい意味での「変態」多いそうなので、そこに期待します!
何はともあれ、これが無料で使えるので、やはくV-8HDに対応してくれないかなと首をなが~くして待っています!
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![ハラダ@ライブ配信サポーターズ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103847041/profile_8dadba302323fcb4b4c66b81f9a9d735.png?width=600&crop=1:1,smart)