杉山 寛幸

企業や市場や社会が直面する様々な問題を解決していくための「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つのレベルの知性」を持った ハードエンジニア系スーパージェネラリストです基本スキルは半導体テスターで身につけ現在シェア日本一の樹脂加工をしてます。

杉山 寛幸

企業や市場や社会が直面する様々な問題を解決していくための「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つのレベルの知性」を持った ハードエンジニア系スーパージェネラリストです基本スキルは半導体テスターで身につけ現在シェア日本一の樹脂加工をしてます。

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SDGs・ESGとは豊かさの追求である

はじめに近年、企業の社会的責任や持続可能性が強く注目される中、新たなトレンドとして「ゼブラ企業」の概念が浮上してきました。これは単に経済的な成長を目指すのではなく、社会や環境にも配慮しながら成長を遂げる企業を指す言葉です。そして、その背景にはSDGsとESGの思想が根付いています。これらは結局のところ、真の意味での「豊かさ」を追求するものであると言えるでしょう。今回のブログでは、SDGsとESGがどのようにして私たちの生活や企業活動に「豊かさ」をもたらすのか、そして「ゼブラ企

    • #シン東京2050 セキュリティの本質を考える:信頼が鍵を握る時代

      1. はじめに セキュリティと聞くと、多くの人は技術的な防御策を思い浮かべるでしょう。しかし、本当に大切なのは「人間そのもの」ではないでしょうか? ここでは、「サピエンス全史」で語られたホモサピエンスの生存戦略から、セキュリティの根本にある「信頼」について考えてみます。そして、技術的な限界や、これからの時代に必要な教育や社会の在り方を提案します。 2. ホモサピエンスは嘘で生き残った 「サピエンス全史」によれば、ホモサピエンスは虚構を信じる能力で繁栄してきました。宗教、

      • 新しい仕事を始めて感じた「フラストレーション解消のためのサポートプログラム」の必要性

        新しい仕事を始めて、成長に対するフラストレーションやスキルの不足を痛感することがありました。特に、自分に足りないスキルを補いながら成長するためには、効果的なサポートが必要だと感じました。また、仕事を始める前に「上手くいかないかもしれない」という予防策を提案したものの、却下されてしまった経験もあります。結果として、実際に取り組んでみると予想通りのワーストケースに陥り、フラストレーションが一層高まる結果となりました。 こうした体験から、フラストレーションが生まれる原因を理解し、

        • ソフトウェアチームとハードウェアチームに溝がある理由

          はじめに 私たちの会社にはソフトウェアチームとハードウェアチームが存在します。両チームはそれぞれの専門性を持っており、協力してプロジェクトを進めることが多いですが、時折コミュニケーションの溝が生じることがあります。その原因について考察し、解消の糸口を探ります。 人との対話 vs. 機械との対話 ソフトウェアチームは人との対話を重視し、ハードウェアチームは機械との対話を重視する傾向があります。これにより、両チームのアプローチが大きく異なり、すれ違いが生まれやすくなっていま

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          GLOBISのYouTube 深井龍之介が語る「成功するリーダーに必要な歴史観」を見て思うこと ver1:歴史を学ぶことの必要性とリスク

          GLOBISのYouTubeチャンネルで公開された深井龍之介さんの「成功するリーダーに必要な歴史観」というテーマの動画を視聴しました。感じたことが多くあるので、いくつかのテーマに分けてまとめていきたいと思います。まず最初に、冒頭で「???」と思ったことについて。AIが発達することで、単に本をたくさん読んだからといって評価される時代は終わりを迎え、これからはAIを上手に活用した読書術が求められる時代が来るのではないかと感じました。しかし、深井さんが語った内容の中にも非常に共感で

          GLOBISのYouTube 深井龍之介が語る「成功するリーダーに必要な歴史観」を見て思うこと ver1:歴史を学ぶことの必要性とリスク

          10代が国を支える社会が理想

          現代の公務員制度には「事なかれ主義」、つまり利己主義が蔓延していると感じます。多くの公務員が、自らの立場や責任を守ることを優先し、リスクを取らずに無難な選択肢を選びがちです。この結果、国家全体が徐々に疲弊しているのではないかと懸念しています。 こうした背景の中で、私は「10代が国を支える社会」というビジョンが理想的であると考えています。この考え方は、過去の「富国強兵」の理念を現代に再解釈し、若者が国家の礎を築くことで、より強く、協力的な社会を作り上げるというものです。 戦

          10代が国を支える社会が理想

          リーダーに必要な3つのバランス感覚

          なぜこのことを書こうと思ったか まず、私は「失われた30年」という日本の経済停滞の原因について考えました。その理由は簡単で、良いリーダーがいなかったからです。この問題を突き詰めていくと、大東亜戦争での敗戦に行き着きます。なぜ日本は戦争に負けたのか?それは、論理的思考ではなく感情論で戦争を進めた結果、全ての作戦が崩壊したからです。 この状況は、今も変わっていません。歴史から学ばない限り、同じ過ちを繰り返すことになります。そこで、私なりに思う理想のリーダーには、3つの思考での

          リーダーに必要な3つのバランス感覚

          どんな大人になってどんな生活を求めますか?

          はじめに みなさんは、将来どんな大人になって、どんな生活を送りたいと思っていますか? 私はみなさんに、豊かな生活を送ってほしいと思っています。なぜなら、多くの人が豊かになると、お互いに助け合いながらより良い社会を築くことができるからです。 豊かになるために必要だと思うこと 賢さが必要 豊かになるためには賢さが必要です。賢さとは、無駄な消費を抑え、効率よくリソースを使う能力のことです。賢くなることで、限られた資源やお金を有効に使い、無駄を減らすことができます。これにより、よ

          どんな大人になってどんな生活を求めますか?

          東京都知事選 #石丸伸二 候補の政策について思うこと。

          私は東京都民でもないので東京都知事選においては、全く関係ありません。 がしかし、、、 石丸伸二 候補の政策においては、日本の抱えてる問題と思ってます。 だと言って火のないところに煙は立たないというように 石丸伸二候補を全面的に応援しているわけではありません。 とりあえずは、彼が言うことを信じて、伸二で良いと思ってます。                   ※ちょっと言葉遊びしました。 そして学べることが多くあるとも思ってます。 石丸伸二 候補の政策に基づき私が思うことを書い

          東京都知事選 #石丸伸二 候補の政策について思うこと。

          東京都知事選挙2024とアルゼンチン:#石丸伸二候補の言及を考察

          東京都知事選挙が間近に迫り、各候補者が様々な政策やビジョンを掲げています。その中で、石丸伸二候補がアルゼンチンの経済状況について言及したことが注目を集めています。彼の発言をきっかけに、アルゼンチンの経済史と教訓について考察してみました。 アルゼンチンの栄光と転落 20世紀初頭、アルゼンチンは世界でもっとも豊かな国の一つと見なされていました。一人当たりのGDPは非常に高く、首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と称されるほど繁栄していました。  しかし、現在のアルゼンチンは経

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          無知からの進化:知る、わかる、できる

          成功を収めている人々が共通して経験していることの一つは、学習の進化を通じた成長です。皆、最初は何も知らない無知の状態からスタートし、そこから新しい知識やスキルを学び、「知る」段階に至ります。そして、深い理解を経て「わかる」レベルへと進み、最終的には実践的な能力を身につけ、「できる」に到達します。今日は無知から理解する段階についてまとめてみます。 1. 認識段階: 知る 学習の旅は、「認識段階」から始まります。ここでは、学習者が新しい情報や概念に触れ、その存在を知ることが目

          無知からの進化:知る、わかる、できる

          リーダーシップと向上心:成功への不可欠な要素

          リーダーシップにおいて成功を収めるためには、多くの重要な資質が必要ですが、その中でも特に重要なのが「向上心」です。向上心とは、自己成長と改善に対する強い意欲のことを指し、効果的なリーダーにとって不可欠な要素となります。このブログでは、リーダーにとっての向上心の重要性と、それがなぜリーダーシップにおいて中心的な役割を果たすのかを掘り下げていきます。 向上心がリーダーに必要な理由 変化への適応:ビジネス環境は常に変化しています。技術の進歩、市場の変動、組織の成長など、リーダー

          リーダーシップと向上心:成功への不可欠な要素

          機械学習をもとに人が賢くなることを考えてみる

          私たちの社会では、しばしば「賢い」という言葉が使われますが、それは一体何を意味するのでしょうか? そして、その賢さはどのようにして獲得されるのでしょうか? 今日、私たちは機械学習という技術を通じて、この古くからの問いに対する新しい視点を得ることができます。 このブログでは、機械学習から学ぶことで、人間がどのように賢くなるか、そして「賢さ」をどのように捉えるべきかについて考えてみたいと思います。 まず、機械学習のプロセスを考えてみましょう。 機械学習モデルは、大量のデータから

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          究極のコミュニケーションと技術革新の倫理

          コミュニケーションの究極形態について考えたとき、映画『マトリクス』のように直接脳にデータをやり取りする仕組みが思い浮かぶかもしれません。 ふ このような技術が現実のものとなれば、言葉や文字を介さずに、思考や感情を直接伝え合うことが可能になり、コミュニケーションの効率と精度は飛躍的に向上するでしょう。 しかし、この技術的理想を追求する過程で、私たちは倫理的な問題に直面します。プライバシーの侵害、個人の自由意志の損なわれ、さらには人間性そのものの変容といった深刻な懸念が生じ

          究極のコミュニケーションと技術革新の倫理

          リスクを軽減するために必要なのはシミュレーション

          はじめに私の周りにはリスクを嫌う人が非常に多いです。確かに私もできることならリスクを取りたくないと感じることがあります。しかし、壁やギャップを克服するためには、リスクをとってチャレンジする必要があります。このことから、リスクを取る人とそうでない人の違いについて考えるようになりました。日々の生活の中でリスクを感じる瞬間は多々ありますが、リスクを楽しむことができれば、それらは刺激的な挑戦へと変わります。リスクを楽しむための心理的な準備として、まずはシミュレーションから始めることが

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          ライレボ2024年の抱負

          はじめに 新年あけましておめでとうございます。昨日の元旦に発生した令和6年能登半島地震で、多くの方々が影響を受けました。幸いにも私は無事で、この場を借りて皆さんの安全を祈っています。 この地震は、私たちに人生の不確実性を再認識させる出来事でした。突然の事態に直面し、去年から考えていたことに今年こそは真剣に取り組むべきだと感じるようになりました。そこで、2024年の抱負を掲げることに決めました。 目指すべきもの私たちの仕事は、ロジスティクスに関わるものです。歴史を振り返ると

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