リデュース·リユース·リサイクル ヤマハJOG 自賠責保険切れて1年半経過後の外装復活 前編 未来のためにできること 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
8年前、地方都市生活をしていた子供に、ちょい乗り用の足として50ccのスクーターを吾妹がプレゼントしました。吾妹自身学生時代に使っていたヤマハJOG。当時は、2ストロークエンジンでした。結婚後も活躍していて私も重宝させてもらぃました。同じく、50ccのスクーターのホンダLEADを弟が持っていて、学生時代は大型バイクを手に入れた後も良く借りて乗っていました。ちょい乗りだけではなく自宅から大学まで片道約20km、スクーターで通学したこともありました。そのLEADも良かったのですが100ccと外装が共用の為に車体が大ぶりな分不利。ボディがスマートで軽量なJOGはとても加速が良く軽快でした。
今は、と言っても購入した2016年当時、既に2ストロークエンジンは絶滅危惧種。JOGも4ストロークエンジンに。しかし技術の進歩は素晴らしく往年の加速性能を凌ぐ加速を環境に優しい4ストロークエンジンで実現していました。しかも静寂そのもの。
ものを極めて大切にする子供へのプレゼントということでMicrolon処理をしました。フッ素樹脂コーティングをエンジンシリンダ内に施して摩擦を低減させています。エンジン寿命も伸びます。元々軽く回るエンジンが更にストレス無く。
Microlon [マイクロロン公式ホームページ]
因みに我が家では結構活用していて、新車時には可能な限り施工するようにしています。
ある意味で
「買うなら良いものを買って大事に使いなさい。」
と口癖のように言っていた私の父親の「大切にする」というスタンスが活かされています。
そのJOGなのですが、子供が体調を崩し自賠責保険も切れて1年半経過してしまうことになってしまいました。
半年以上前の年末年始にJOGに触れる機会が有ったのですが、結局簡単な清掃をして屋根付き駐車場ですがシートカバーをして時間切れとなってしまいました。
今回は少し長期に滞在出来る機会を得てメンテナンスすることにしました。
先ずは洗車をして埃を完全に除去。バッテリーは生きているようで、警告灯等は点灯しました。Microlon処理してあるのでエンジンビストンが固着していることはあり得ないという判断。しかし万全を期してセルスタートは避けてキックで始動。1発でエンジンは掛かりました。流石。
その上で樹脂系のメンテナンスの王道を…
そもそもアメリカ駐在時にコマーシャルで見たARMOR ALL(アーマオール)。近くのディスカウントホームセンター、Targetという店なんですけどそこで大型のボトル一本購入しました。確か特売で$9.99だったかと思います。日本でもシリコーン系の保護艶出し剤を使っていたのですが、当然米国では手に入らず代替品という位置づけ。
ところが米国はケミカル系は強いと聞いていましたが、その通り。不自由なアパート暮らしでしたので洗車すら近くの洗車場を利用しなけねばならないという状況でしたがARMOR ALLは万能でした。樹脂系はこれだけでメンテナンスできました。しかも圧倒的な安さで存分に使えました。
プロテクタント | ARMOR ALL(アーマオール)
帰国してからは、今でこそ簡単に手に入りますが、当時は入手できず。しかし物理屋なので要は主成分はシリコーン樹脂なのでその系統の保護艶出し剤なら。
シリコーン工業会 - シリコーンとは
ということで、学生時代に使っていたクレポリメイトに戻ってARMOR ALLと同じ様に使い始めました。
しかしこちらは高級品。ARMOR ALLに比べると高価という印象です。
話は戻って、樹脂系のメンテナンスの王道、シリコーン樹脂の保護艶出し剤クレポリメイトを一部白化してしまったり光沢を失ってしまったボディにたっぷり塗布しました。特に白化が進んでいるところは指で注意深くプラスティックの荒れた表面にシリコーン樹脂を馴染ませる感じで処理しました。
そして特に丁寧に裏面、つまりスクーターに接触する面の埃を除去したシートカバーを掛けて数日寝かすことにしました。
幸い?自賠責保険は1週間後からの発効なのでそこまでは毎日様子を見ながら熟成を待ちます…(笑)
つづく