Akane Japanese Restaurant (ロスアルトス シリコンバレー) このお店が好きなわけ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
日本のバブル末期に家族帯同でシリコンバレーに駐在していた時以来、機会が有れば寄らせて頂いているお店です。日本人の板前さんがガッツリ仕切っていて1990年初めからまともな刺し身がシリコンバレーでも食べられる唯一のお店です。なので大好きなのです。
お店の場所は、ロスアルトスという閑静な住宅地で、私のシリコンバレーで先端半導体の開発をしていた同僚の自宅の近くでした。
日本酒も種類が豊富で、しかも枡にサインしてキープしていました。当時はカリフォルニアにもナパ・ヴァレーで作られていた白山という日本酒が有りました。本格的な日本酒で、カリフォルニアにせっかく駐在しているのだからと自宅では飲んて居ました。しかし、矢張り日本のお酒には勝てず、このお店では飲みませんでした。
サーモン等地元でも良質なネタい仕入れられるものは地元の食材でしたが、基本的にはほぼ毎日日本からネタは空輸しているそうです。これだけでも凄いのですが、単身で駐在していて毎日通っていた頃、1990年代後半、なんと当時は輸入は不可能に近かった生わさびがたまに入荷するのです。当然生わさびの貴重さが解るお客にだけそっと板さんの配慮で出して頂けます。
これは有り難かった。
我が家は今でもフレッシュな生わさびを切らさない程、わさび好きな私には貴重なわさびをカリフォルニアの空の下で楽しめる珠玉の時間でした。
日本食大好きなのですが、それでも現地の季節もののソフトシェルクラブ、アメリカ東海岸のブルークラブ(学名:Callinectes sapidus、和名:アオガニ)が板さんのお目に叶って入荷している時には必ず頂いて居ました。
落ち着いた店で、個室になっていて商談もできる和室もあり、着物を着た女将も居て、シリコンバレーとしては望めない程の日本的なお店でした。
引っ張っちゃいましたが…
その店の名前はあかね。
コロナ禍でも生き延びているようです。
蛇足
閑静な住宅地のあかねと賑やかなダウンタウンの端のごんべい。
好対照かなぁ。
超蛇足
海外ネタってあんまり一般ウケしないのは承知してるんだけどそれも私の人生。
色々経験させて頂いたけど、今この瞬間人生が終わったとしても「とても幸せだった」と言い切れる超前向きなおじさんです。地球環境に負荷を掛けてさせて頂き「色々経験」したことを次世代の方々の参考になるようなコンテンツとして残そうと思っています。知のReuse&Recycle、究極のエコ。
という主旨なので退屈でしょうがお付き合い下さい。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。
多謝。
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