北方の人は優しい フィンランド 海外旅行·海外出張の小ネタ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
フィンランドの方々にとても優しくされたというお話です。
フィンランドはロシアとスウェーデンに常に脅かされた歴史を持ちます。
今ですらロシアには脅かされ続けてNATOに加盟するなど積極的に展開されて居ますよね。
フィンランドを支える大企業の一つにノキアさんが有ります。こちらも事業を製紙、ゴム、エレクトロニクスと時代合わせて変えつつ、今も積極的に事業展開を進めています。
この様にフィンランドは北欧に有って、歴史的背景から極めてしなやかなお国柄という理解です。
ノキアさんとは、鉄鋼会社の半導体部門としては半導体の供給先として、その後転職したIT企業では、売却されるノキアさんの子会社を買わせて頂いて関連会社とし、情報通信分野の欧州の拠点にするなどご縁が有りました。
そのような訳でヘルシンキには度々訪れていました。空き時間が有ると街に出て異国情緒を楽しみました。そんな街歩きの時、何か困ってるのかと度々声を掛けて頂きました。
例えば初めてのヘルシンキ出張では、最終日の仕事が上手く終わり1日の日程を用意した会議が午前中で完了。半日空きができました。そこで街歩きに出たのですが、直ぐに声を掛けられて、半日街を楽しみたいと伝えると、ならばトラム(路面電車)の一日券を活用すれば良いと教えて下さいました。
ヘルシンキの街はトラムが発達していて車窓から街並みを存分に楽しむことができました。
お陰でヘルシンキの街がザックリ頭に入り、その後の街歩きがとてもスムーズにできました。
有り難かった
現地のパートナーさんにフィンランドの方々はとても優しく親切だと伝えたところこんな応えが…
無駄に屋外に居ると命に関わるので
確かに。買収したノキアさんの子会社の本社玄関には、学校の教室程のスペースが外套掛けとして残っていました。当時既に社員の方々は暖房の効く自動車通勤なので殆どの皆さんは外套は使わず軽装でした。ですが応時を偲ばせる風景。
ということで、北欧、フィンランドの方はとても親切ですので、機会が有れば是非フィンランドに行かれることをお勧めします。
蛇足
宜しければこちらもお楽しみ下さい。