今あるものを最大限に活かす その2.41 未来のためにできること 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
常に最先端に身を置くというのが私の信条です。
だからこそ今あるものを最大限に活かすということを常に意識しています。新しいものに貪欲であるからこそ、新しいものを喰い散らかさないという感じでしょうか。
それは父母を見てきたからか…
私の自宅の今あるものを最大限に活かすという意味での昭和モダンの住宅のアップデートの歴史をご紹介したいと思います。
経緯
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建設会社の技術系役員だった祖父の手により、製図はT定規と三角定規、構造計算は計算尺を駆使して設計され、祖父立会のもと建設された昭和モダンの家が対象です。
その辺りはこちらをご覧になって下さい。
その2.1は上述の建物自体のアップデートについて。
総二階化し駐車場と玄関周りを拡張しました。
その2.2は、建物の設備のアップデートのお話しです。
特に戸、窓のアップデートと静粛性向上についてした。
その2.31は、水回りの設備のアップデートのお話しです。 先ずはキッチンから。
その2.32は、水回りの設備のアップデートのお話しの続編。お風呂場(含脱衣所、洗面所、洗濯機置場)のアップデート。
その2.33は、水回りの設備のアップデートのお話しの続々編です。トイレのアップデート。
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今回は、空調の設備のアップデートのお話しです。
まぁ宇宙時代になったので理解して下さる人も増えたと思うのですが、今回のできたてほやほや約138億年(最近はもう少し歳取ってることがわかってきた?)の多分50回目位の宇宙に今のところ瞬間的に存在しているという立場の人類。
事実として、例えば恐竜が生きていたジュラ紀と白亜紀(1億4500万年前 ~ 6600年前)には、大気中のCO2濃度は現在の10倍から20倍くらいあり、気温も今より10℃程度高く、北極でも平均気温が15℃くらいあったと言われています。詰まり地球のネイティブとしての大きな気候変動はあります。これまた事実。
しかし今の温暖化の原因の主要な要因は人類の活動です。これまた事実。そしてそれは重大な問題。
その辺を面白くまとめている資料を今回の事前調査で見つけましたので、ご紹介しておきますね。
昔はもっと温暖だったんだから地球温暖化は人間のせいじゃない? 八つぁん、
熊さんの気候変動談義
そんな背景を共有した上で本題に…
まず初めに客観的データから行きますね。東京都の気候変化のトレンドを見ると確実に気温が上昇していることがわかります。
東京都の気候変化
一応気象庁さんの過去の気象データ月別最高気温平均を見てもトレンドとして上昇していることがわかります。
気象庁
過去の気象データ
月別最高気温平均
因みに新築時頃 1970年8月 31.7℃
今年 2023年8月 34.2℃ 本日時点
特に今年は特異年なのでしょうか。
まぁ、同様に最低気温も切り上がっ居ます。新築時頃は都区内でも朝霜柱方に立っているほど寒い冬でした。
まず初めに空調としての冷房についてのアップデートです。
当然扇風機からのスタート。これは結構画期的で一時は絶滅危惧種になりましたが、どっこいサーキュレーターや今の流行のハンディファン等も含めて一定の地位を固めた感じですね。
実際昭和の夏はタイマーをセットして扇風機掛けっぱなしで寝るなんてことで暑さを凌げていました。最高気温が30℃程度の時代なのでそれで何とかなっていました。
子どもだった私もリビングの扇風機が単純な弱·中·強の首振り1パターンからそれに加えてタイマ、首振り角度30度から120度まで調節可能な多機能機に買い替えられると、お下がりで子供部屋用として供与される(笑)ことになりました。こんな感じで扇風機は常に3~4台稼動していました。
最近でもガジェット好きな母親が扇風機の価格を一桁押し上げたダイソンのタテ長の扇風機を購入しましたか…
Dyson Purifier Cool 空気清浄機・扇風機
ダイソン
音が騒く、風量も足らないと直ぐに放置されることになったり、プラズマクラスター発生機能付きの物を購入した
扇風機
シャープ
もののプラズマクラスターの効果が実感できないとその機能を使わずに古典的な使い方で稼動させたりと、驚くほど頻繁に扇風機をアップデートしています。母親とは異なり私が行くとダイソンさんもシャープさんもその付加機能を最大限活用させて頂いています。進化には追従して取り敢えずアップデートを続けています。まぁそれだけ扇風機は有効で重宝何だということかと…
因みに都区内の自宅ではなく東京から1時間程の有る半島の丘陵地の、ある意味で別荘に住んでいる私の家には、1台だけ私が倒して破壊してまった物を除けば、アップデートは緩やかで基本は単純追加。モーターは日立でしょうと母親に刷り込まれ、社会人になってその品質保証のレベルの高さに感動した日立さん。
その日立さんのオーソドックスな扇風機3台、
サーキュレーター2台。
それに加えて寧ろモバイル系ガジェット使えることを再認識し、うちわや扇子からのアップデートでハンディファン2台、
ファン付きジャンパー1着
と別荘(別宅)ならではの異なるアップデート、進化を遂げています。正に生物多様性みたいな感じで異なる環境では別進化といった感じで面白い、でしょっ(笑)
最近、街行く特に比較的若い女性がハンディファンを多用されているのは驚きです。若年では高校生位からかなぁ。
特集 | 進化しすぎて“持たない”ものまで…
『手持ち扇風機』が一大旋風
昨年比3倍の取扱量の店も |
東海テレビ
また、ファン付きジャンパーも工事現場や交通整理をされている方々が多用されているのも驚きです。新年のモバイル時代でのリチウム電池の進化がこんなに所にまで活かされているというのは、ある意味で半導体産業に携わってモバイル時代を築いた私にとっては感無量という感じです。当たり前過ぎて意識しなくなっていることですが、直接的な半導体とリチウム電池との関わりだけでも奥が深いのです。リチウム電池のバッテリーマネジメントシステムは高度で必ず電源管理半導体とセットで使われているのですよ。って知ってましたかね、常識www
Again.扇風機って凄い。
昭和40年から始ったあるものを最大限に活かすというプロジェクト、今で言いうリフォームの嵐の話は、まだまだ続きます。
(すいません。今回は扇風機関連でお伝えしたいことが多く、話題が長くなってしまいました。エアコンなどのリフォームは次回ということでお許し下さい。
特に今年の夏場の最高気温は特異年と言える程の突出して高く、エアコン必須でしたよね〜)
つづく