ちよだプラットフォームスクウェアとマーニ・マジョレルさんのブルックリン屋上草原
至近の国際ニュースで、ニューヨーク、ブルックリンのビルの屋上で、造園師の方が野草の生える、ニューヨークにそもそも有った草原を再現しているという話題を目にしました。
屋上に咲くワイルドフラワー
ブルックリンの工場地帯の一角にあるビルの屋上に、草原のような緑のスペースを作る取り組みが進んでいる。造園設計家のマーニ・マジョレルさんは、野生の草花の美しさを知ってほしいと、ニューヨークに自生してきた在来種の植物を育てている。その”草原”に込めた思いを聞く。
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②屋上に咲くワイルドフラワー
出典
しかもその草原の維持費は自腹。
まぁ、宣伝も兼ねてそこの野草の花を20ドル(現金で日常的に使う紙幣としては最も高額な紙幣)で売るということはされている様ですか…
この微笑ましい話を聞いて思い出しました。
もう20年近く前の話でしょうか…
部下というか今は暗号化資産関係の協会を率いている同僚の学生時代の友人の方の話です。その友人の方が起業して、千代田区にある官民連携によるまちづくり拠点施設の企画運営会社が管理するビルに入居して事務所を構えて居ました。
ちよだプラットフォームスクウェア
そこでの手堅い士業ビジネス立ち上げをされていて、とても順調に経営されていました。それと並行してそのビルを使って、当時としてはまだまだ珍しかった屋上緑化にも取り組んでいました。
曰く、場所柄皇居が近く、
といっても大手町川とその上に走る首都高速都心環状線を越えての飛来ということなのですが。それでも年を重ねる度に次第に皇居から沢山の昆虫や鳥たちが飛来してとても良い環境になっていくのが楽しいと話していました。
ある意味…恥ずかしながら今更ながら…東京都心部の広大な皇居という森の重要な機能に思い至ったという面もありました。
その後屋上緑化は市民権を得て見慣れた景色になるのですが…。その時は都心のど真ん中の皇居にある高度に管理された広大な庭園の意義と、彼の参画している屋上緑化の意義が私の頭の中でシナジーを起こして大きなインパクト受けたことを記憶しています。
流石に花を売るというのではなく、ベンチャーのインキュベーション機能を持っているビルなので、あざと可愛く…
今回の事前調査で今は、屋上庭園がすっかり昇華されて以下の様なサービスにまで進化しているのには驚きました。
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【入居者限定】屋上庭園貸出プラン
ちよだプラットフォームスクウェアの屋上には庭園があり、様々な植物が自生しています。
スペアミント、ローズマリー、ブドウ、ブルーベリー、オリーブ、さとうきび、エゴマ、イチゴ、ブラックベリー、ホップ、はっさく、イチジク、ヤマモモ、ニラ、ローリエ、レンギョウ、ビワ、レモンバーム、コブミカン、タラの木、洋梨、ヤブラン、キリンソウ、タイム、シークワーサー、フェイジョア、モチノキ、琉球アサガオ、バタフライピー、マンジェリコン、じゃがいも、ナス、トマト、ピーマン、シシトウ、サツマイモ、ラッカセイ、ネギ、ラディッシュ、ニンジン、バジル、サトイモ、シカクマメ、とうもろこし、エダマメ、インゲン豆、ホップ、琉球アサガオ、バタフライピー
整理された庭園ではありませんが、そのワイルドさが本当の緑を感じさせます。
訪れた方みなさん「都会のど真ん中のビルの屋上にこんな緑があるとは!」と驚かれます。
そんな感動する屋上庭園の貸切プランを入居者限定にてご提供します。
ケータリングなどを手配し、会社のイベントとしてパーティーを行いたい
緑に囲まれた屋上で、会社のプロモーションの撮影を行いたい
青空の元、開放感にあふれる場所でセミナーを開催したい
などなど、ご活用ください。
利用料金
1時間あたり 5,000円(税別)
※1時間単位の貸出となります
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まぁ、利用料金は金額的にはニューヨーク、ブルックリンの野草の花を20ドルと同じ桁感なのですが…とても微笑ましい感じです。
”整理された庭園ではありませんが、そのワイルドさが本当の緑を感じさせます。“
というキャッチが、マーニ・マジョレルさんのブルックリン屋上草原の
“野生の草花の美しさを知ってほしい”
という思いと呼応しているところが、とても心に響きました。
因みに、その方は無事にインキュベーションの時期を越えて卒業された様です。
ちと、ほっこりする話題の提供でした。
蛇足
ブルックリンの屋上草原も地上からは見えないので、そこが課題とのコメントが番組で添えられていました。同様にちよだプラットフォームスクウェアさんも折角の庭園は地上からは楽しめません。少し勿体ないかなぁ(微笑)