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大学生時代を遥かに超越する知的な時間が流れ出した 年金生活 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 55歳で定年で組み立てた人生。
緻密に基礎を固めたサラリーマン時代

その辺りはこちらをお楽しみください。

 会社員になって人生設計した時の定年55歳から、あれよあれよ言う間に60歳、そして何と65歳定年にと、後出しジャンケンされて、(確定拠出年金は)その穴埋めにしちゃいました。まぁそれは別の機会に…(笑)

 ということだったので…

 まぁ、この後出しジャンケン。流石に酷いということで以下の救済処置が有ります。

受給開始年齢の対象の区分について

(1)経過措置の対象となる方

昭和28年4月2日から昭和36年4月1日までの間に生まれた男子の方

昭和33年4月2日から昭和41年4月1日までの間に生まれた女子の方

 昭和28年4月2日から昭和36年4月1日までの間に生まれた男子の方および昭和33年4月2日から昭和41年4月1日までの間に生まれた女子の方は、特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)の受給開始年齢が生年月日に応じて61歳から64歳となります。

 特例措置最終年の今年64歳男性の方にはこんな説明がされてます。

 50歳以上の方には、ねんきん定期便に表示している「受給資格期間」が老齢年金を受け取るために必要な年金加入期間(原則として120月)を満たしている場合、「老齢年金の種類と見込額(年額)」を表示しています。
その年金見込額は、ねんきん定期便に表示している「これまでの年金加入期間」に加え、「最近の月別状況です」※の最終月時点の年金制度に60歳到達の前月まで継続して加入し、保険料を納めると仮定して計算しています。
このため、「特別支給の老齢厚生年金の受給権発生」が「60歳到達」より後の場合で、ねんきん定期便に表示されている厚生年金保険の年金加入期間に、ねんきん定期便作成年月から60歳到達の前月までの期間を加算することで44年(528月)以上になる場合は、長期加入特例に該当し、64歳から定額部分を受けられる見込みとなっています。
「障害をお持ちの方・長期加入者の方の定額部分支給開始年齢の特例について」をご覧ください。
※59歳の方は、「これまでの『年金加入履歴』」をご覧ください。

出典

 ということで例えば昭和35年生まれなら65歳より1年前倒しで64歳から定額部分を受けられる訳です。詰まり予定から実質9年間耐えて、その後1年間定額部分のみは貰えるという建付け。
 入社3年目で略経済的な建付け計画策定を完了していましたからドタバタすることになりました。サラリーマンの成れの果てを55歳で予定通り卒業して、父も父方の祖父も揃って63歳で人間を卒業されている血筋ですから、8年間位卒業前にのんびりさせてもらっても良いかと思って生きてきました。結局は建付け上、年金を貰う前に卒業というのも何とも…
 
 ところがどっこい、何とかなると思っていた年金開始までの無酸素呼吸(決まった収入のない事の例え(笑))の9年間というのは流石にキツかったのです。何とか周囲に助けられて辛くも泳ぎ切った感じでしょうか。

 現役時代に頑張ったご褒美として(笑)
 米国駐在時に本邦と米国両方に年金の掛け金を払っていたのでした。

米国駐在時には
本邦と米国両方に年金の掛け金支払い

出典

今は米国駐在では、駐在時にもどちらか一方を納めれは良いのですが当時はそういう仕組みが無かったのです。
 その米国の年金取得の手続も日本年金機構経由でするとのことでその様にしました。ですが、時間が非常に掛かると言われた通り今のところ何の音沙汰もありません。(笑)

 兎も角も2代続いた63歳卒業は幸いにもなさそうで、年金生活を始めることになったのでした。

 以下の世代間扶養の考え方は理解していて…

[公的年金制度の財政に関する基本的な考え方]
○公的年金は、将来の経済社会がどのように変わろうとも、やがて必ず訪れる長い老後の収入確保を約束できる唯一のもの。
○現在の公的年金制度は、社会全体が連帯し、その時々の現役世代が保険料を納めるという自助努力を行って高齢者の生活を支え、将来高齢者になった時に、かつて保険料を納付して高齢者の生活を支えた実績に応じて、次の現役世代の支払う保険料によって給付を受けるという、世代間扶養(賦課方式)の考え方を基本とした社会保険の仕組みによって運営。欧米諸国においても、歴史的な変遷を経て、世代間扶養の考え方を基本とした財政運営が行われており、この点は世界共通。
○一方で、我が国は、21世紀半ばにかけての急速な高齢化の途上にあり、後代の現役世代の負担を過重なものとしないためには、積立金を活用して後代の保険料負担の上昇を緩和することが必要。
○世代間扶養の考え方に立脚しつつも、積立金の活用により後代の保険料負担の上昇を緩和する方法が、現在採用している段階保険料方式である。
○先進諸国の公的年金制度
1.ほとんどの主要国において、公的年金は、世代間扶養を基本とする社会保険方式(賦課方式の社会保険)を採用している。
2.人口が早くから成熟化しているドイツ等では、積立金は支払準備金程度の保有となっているが、我が国は、少子高齢化が急速に進行する中で、現役世代の保険料が急速に上昇し過度なものとならないよう、一定の運用収入を確保するため、比較的大きな積立金を保有している。
3.ほとんどの主要国において、公的年金は、報酬(所得)に比例する給付(我が国の年金制度の2階部分に相当)を有する。

出典

 そうは言っても年下の世代に助けて貰うということで…
少し心苦しい。しかも少子化の時代なので…

ご負担も大変なことに。

 まぁ結構な金額を自身の給与と働いていた会社の収益からと合わせてお支払いしてきましたから良いよね。

年金積立金管理運用独立行政法人
Government Pension Investment Fund, GPIF)
の運用も上手くいっている様だし…

しかも客観的な私の家系の歴史を見ると卒業早そうだからね。

 ということなんですが、やっぱり貰うとなると少し心苦しい感じでは有ります。使って社会にお金を回すというお作法と思う様にはしていますが。

 9年間途絶えた毎月決まった金額の入金がある生活が再開しました。現役当時の天引き額に比べると、驚くほど天引きは少ないものの、勿論手取り額は、定額部分のみな事もあり現役時代の数分の1以下。ざっくりとは勤務先できっちり源泉徴収をしてもらっていた大学生時代のアルバイトよりは少し多めというところ。

 ですが

大学生時代を遥かに超越する知的な時間

が流れ出しました。

 都内の自宅まで車で1時間程度の半島の丘の上にある、海まで坂を下って徒歩3分の別荘

での贅沢な時間です。

 日々の業務に加えて国内での地方転勤や地方出張、海外駐在や海外出張などの経験とその時々に少し旅程に余裕を持たせて培った教養も効いて物事が良く見える…

 学生時代に比べて圧倒的な経験の違いが効きます。

 仕事を通じて貢献した情報化社会の恩恵を充分に受けてリアルタイムでグローバルな情報は入って来ます。
 インターネットで提供されるストリートビューを使えば、バーチャルとは言え昔訪れた場所どころか未知の場所にも簡単に行けるのです。一方、このNoteが典型的ですが、自ら発信することも可能なのです。
 書籍も現役時代に多忙で読めなかったものも含めて既に結構揃っていて、適宜読み返す感じ。雑誌は、dマガジンで殆ど事足ります。

物理的な雑誌として欲しくなったら…そもそも書籍自体、学生時代に比べれば圧倒的に入手しやすく、大型書店も街なかに増え、自宅からでもインターネットで注文すれば遅くとも基本的には翌日には届くという便利さ。

 スマホやパソコンでインターネット、高画質のケーブルテレビというインフラがあればそれで情報量は充分。仕事をしていないのに充実し過ぎて楽しむ時間が足りない位です(笑)

 人生設計をした当時想像していたゴールの姿から見れば異次元…

正に人間を卒業して天国にいるかの様

です。

 ということで年金生活が始まって…

大学生時代を遥かに超越する知的な時間

を楽しませて頂いているというお話でした。

多謝。

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