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ASDのコミニケーションの苦労について、まとめてみた
ASDを診断された自分が、今までコミニケーションにおいて苦労してきたことをまとめてみました。
①言っていることが相手に伝わらない
私は子供の頃から、話す度に周りから変な顔をされてきました。
イマイチ相手との温度差に苦しんできました。
身近な人から、「お前の言っていることは、5割が分からない。」と、言われました。
自分主観で、思っていることをありのまま伝えてしまう傾向にあるのだと思います。
相手が面白がると思ってしまい、益々、エスカレートし不快そうな顔をされてしまいます。
私の話は、主語・述語・目的語、説明が抜けており、又は関係ない余計な文言をダラダラ話す癖があります。
その上、ADHDの脳内多動により、あらゆる物事が脳内をうずめいてしまいます。
それらが悪魔合体してしまい、ぶっ飛んだカオスな感じで、相手を困惑・疲弊させてしまいます。
②愛想笑いが苦手
私は、心に無い気持ちを表に表すのが苦手です。
良くも悪くも正直であります。
特定の心許した人相手に対してや、本当に楽しいこと面白いことに対してにしか、笑顔を振りまくことが出来ません。
気分次第で、ありのままの気分が正直に嫌な顔が現れてもしまいます。
相手の気分が害してしまおうが、お構い無しな時があります。
少しづつは改善はしてきていますが、難しいです。
③いざ、友人が出来ると自分中心になってしまう
ネットで知り合った人相手だと、それが顕著に現れやすいです。
リアルだと、相手に遠慮をしてしまい、大人しくありますが、ネットで知り合った相手には無遠慮に主張したりネガティブや衝動的に失言をもしてしまいます。
相手のことを本当に思いやる事が難しく、何事においても自分中心になってしまいます。
提供する話題も分からなくなることもあり、段々と、緘黙のような症状に陥ります。
④子供の頃、他者視点の概念が抜けていた
私は、小学校低学年位まで、他者視点の概念が、すっかり抜けてしまっていました。
自分以外の周りの人間が、物であるかの感覚でありました。
自我と感情の概念が、分かりませんでした。
⑤昔の、失言や失態を思い出しては恥ずかしくなる
昔、平気で人が不快に感じたり傷つくであろう言動を平気で言っていました。
調子乗ってはしゃいでいたり、ここで書くことが恥ずかしい言動を良くしていました。
よく、人から注意や叱責を受けてきました。
長期記憶が良いので、思い出してはものすごく恥ずかしい思いに駆られてしまいます。
その独特のズレた感覚から、仲間外れになることもありました。
それらの恥ずかしい気持ちから、2次障害や過敏さを併発し苦労してきました。
⑥女性とのコミニケーションが難しい
女性は、基本的に男性と比べ社交的な場合が多く、日常会話が得意です。表情豊かで、抑揚のある話し方やジェスチャーを織り交ぜては会話に盛り上がります。早口で、コロコロ話題も変わり、共感し合います。
また、女性は場の空気や細かい部分を読むことに長けて気遣いが出来ます。
その特徴が、マニアックで不器用な自分とは対称的であり、彼女達と噛み合わない、または互いに苛立つ原因にもなってしまうのではないか?と、思います。
自分は、女ですが男の人との会話が楽な場合が多いです。
⑦興味関心のある話題にしかついていけない、興味関心がない人とは仲良くしたいとは思わない
私は、興味関心がマニアックであり、誰がどうしたかといった日常会話についていけません。その上、仲良くしたい人以外とは雑談しようという気にはなれないです。
⑧社交辞令や建前の意味が理解できない
それらは、人間関係を潤滑にする意味はよく分かります。ですが、過度に気を使ったり褒めてるような気にもなりますし、約束する気では無いことを発言する意味がよく分かりません。後から、相手が騙された感覚に陥ったらどうなるんだろう?と、思います。
⑨正論を言いたくなる
私は、どうしてもモヤモヤしたことは発信しないと気が済まないです。
時には、場の空気を読んで調整する必要があるかと思いますが、それが難しいです。
以上、ASDの自分がコミニケーションで苦労してきたことです。
また思いついたら、書き綴っていこうかと思ます。