私らしく、暮らすこと。

知的、精神障がい者のグループホーム 「アイリブとちぎ」は、リノベーション物件を中心に少人数4人暮らしの戸建て生活ができる。個室完備で24時間365日夜間サポート付きで生活をフォロー。

この本はすごく良かった。
愛だな、愛しかないなって思った。
どんな人たちがどんな様子で暮らしたり切磋琢磨、創意工夫をしているかがわかる。

しかも、かなり人間の本質を捉えてのコミュニケーション、行動療法が行われている気がした。元キャリアコンサルタントと、作業療法士が立ち上げたからこそ、が詰まってる気がした。

自律をあきらめない、でもそのレベルは人それぞれで。まさに「強くてあたたかいコミュニティ」という本書の中にある表現がまさしくだった。

そして何より立ち上げのお話。まさに女性起業家。
この会社を作るきっかけから立ち上げ、はじめての入居者、はじめての事件、暮らしの工夫、今の気持ちまで細やかに誠実に正直に綴られていた。

世話人と呼ばれるスタッフの1日、整理整頓の工夫、対話し続けることをやり続けること、どれも全力の拍手を贈りたい気持ち。

ひとりひとりの、「私らしく」を見つけて、守って、育んで行く活動を、こころから応援しています！！

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