Bella

約10年前に蕁麻疹を発症。 これは私が慢性蕁麻疹を完治させるまでの記録日記。 同じ悩みを抱えた人とシェアできればと始めました。

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約10年前に蕁麻疹を発症。 これは私が慢性蕁麻疹を完治させるまでの記録日記。 同じ悩みを抱えた人とシェアできればと始めました。

最近の記事

4年薬を服用し続けて思った事⑦ー体質改善への道

オンラインで漢方を処方してくれる皮膚科を発見したので 早速オンライン初診の予約をとってみた。 当日、受診前に電話で問診を受け、いよいよFaceTimeのビデオ通話で皮膚科の先生とご対面。 「カメラごし」といった環境下以外は、対面での診療となんら変わりない。 皮膚科に行く手間も省けて、処方箋は送料無料なんてまさに一石二鳥である。 初診料は980円で、2回目は410円。 初回の処方箋は一週間分しか出してもらえなかったが、それ以降は1ヶ月分処方してくれた。 驚いたことに2回目以

    • 4年薬を服用し続けて思った事⑥ー治療法の検討

      さて、微かな希望を打ち砕かれた後も根気強くネットで情報を漁り続けたのだが やはり抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の服用が治療法として主流なようだ。 ゾレア治療は最近保険適用になった新しい治療法として紹介されており、主にアレルギー疾患の根治治療に用いられる減寒作療法も左に同じである。 なかには蕁麻疹と腸内環境の関係に着目し、断食することで体内デトックスを行い蕁麻疹を完治させたという猛者のブログもあった。 うーん、1日1食は私の本能が無理と言っている。他に手立てはないか。 漢方

      • 4年薬を服用し続けて思った事⑤ーゾレア治療の対象患者

        毎日のベポタスチン服薬に辟易し、ゾレア治療に微かな希望をかけ皮膚科に行ってきた。 通院した御用達の皮膚科ではゾレア治療を行っていなかったので、違う皮膚科で初診するが、微かな希望は一瞬にして打ち砕かれる。 「ゾレア治療は、錠剤を服用していてもなお症状が抑えられない患者に用いる」 と医師から悲報が告げられた。 え・・・治療以前の問題で、ベポタスチン錠剤を内服している限り蕁麻疹はでない私はそもそも「ゾレア治療」を受ける対象外といういうこと・・・? もはや打つ手はないのか。

        • 4年薬を服用し続けて思った事④ーゾレア治療について

          インターネットで色々と調べてみると ゾレア治療というのはどうやら”慢性蕁麻疹患者が飲み薬でも症状を抑えられない場合”に選択する、注射による治療法、といった印象。 そもそも蕁麻疹は、IgE(脂肪細胞に付着するたんぱく質)がアレルゲン(=アレルギーの原因となる物質)に反応し、マスト細胞からヒスタミン物質を細胞内から放出されることで発症する症状。らしい。 IgE?アレルゲン?マスト細胞・・・? 用語が難解すぎて理解が追いつかないから何十回も読んでみる。 要は、マスト細胞とは免

        • 4年薬を服用し続けて思った事⑦ー体質改善への道

        • 4年薬を服用し続けて思った事⑥ー治療法の検討

        • 4年薬を服用し続けて思った事⑤ーゾレア治療の対象患者

        • 4年薬を服用し続けて思った事④ーゾレア治療について

          4年薬を服用し続けて思った事③ー慢性化

          さて、いよいよここからが本題になる。 帰国後、最初に行った皮膚科から無事「慢性蕁麻疹」のお墨付きをいただき、現在まで皮膚科を変えること計3回。 最初の皮膚科では「親との仲は?」と親子間の不和が原因であると探偵さながら推理し始め(なんなら両親とは仲良し)、そのあと謎の精神論のお説法を毎回10分は受けた。 何度か通院したが、 説法が原因で蕁麻疹になる とイライラと危機感がピークに達し、皮膚科を変えることに。 薬を飲まずとも蕁麻疹が発症しない”完治”の状態になりたい。 この

          4年薬を服用し続けて思った事③ー慢性化

          4年薬を服用し続けて思った事②ー再発

          多忙を極める仕事を辞めたあと蕁麻疹は発症しなくなった。 元旦那の海外赴任をきっかけに退職したのだが、彼の赴任国”ではなく”、その近隣国へ語学留学することをなぜか決意。ビールが水より安いあの国へそそくさと渡った。 語学留学中は1日平均10時間勉強し、仲良くなった現地の友達と毎週飲みに行き、飲食店のバイトで生活費を稼いだ。2週間に一度、配偶者との会合を重ね、美しい街並みに誘われるようにジョギングを始めた。 ピザハッ●のラージサイズほどのピザをほぼほぼ1000円で頬張ることので

          4年薬を服用し続けて思った事②ー再発

          4年薬を服用し続けて思った事①ー初発症

          蕁麻疹の症状が初めて出たのは約10年前、大学を卒業し英会話講師として週7日働き詰めていた頃だった。 とにかく多忙だった。 慣れない仕事のストレスだけでなく、プライベートでは結婚生活(付き合って半年のスピード婚。勢いが良すぎた。案の定4年後離婚した)がほぼ同時期に始まり、他人と同居する精神的負荷も相まっていたのだろう。 最初は、腕や太ももに数ミリの皮疹がぷつぷつと。痒くて夜も眠れなかった。 にもかかわらず、その頃は蕁麻疹の恐ろしさも梅雨知らず、病院に行かず夜な夜な悶える日々。掻

          4年薬を服用し続けて思った事①ー初発症