4年薬を服用し続けて思った事⑦ー体質改善への道
オンラインで漢方を処方してくれる皮膚科を発見したので
早速オンライン初診の予約をとってみた。
当日、受診前に電話で問診を受け、いよいよFaceTimeのビデオ通話で皮膚科の先生とご対面。
「カメラごし」といった環境下以外は、対面での診療となんら変わりない。
皮膚科に行く手間も省けて、処方箋は送料無料なんてまさに一石二鳥である。
初診料は980円で、2回目は410円。
初回の処方箋は一週間分しか出してもらえなかったが、それ以降は1ヶ月分処方してくれた。
驚いたことに2回目以降はネットで処方箋の申し込みをすれば、診療時間なし(おそらくオンライン診療フォーム提出で診療完了とされるのだろう)で薬を処方してくれる。
時短万歳すぎん?
ちなみに処方された漢方名は「消風散(ショウフウサン)」。
湿疹などの皮膚炎に用いられる代表的な漢方薬らしい。
初回の処方箋代は830円(1週間分)で2回目は2,110円(1ヶ月分)。
ドラッグストアで同じ漢方薬を手に入れようとすると20包(10日分)で2,400円(税別)なので、その安さは一目瞭然である。
調剤薬局と毎回ビデオ通話で処方薬の確認を行うのが少し面倒ではあるが、自ら足を運ぶよりもよっぽど楽であることは明らか。
外出先で歩きながらでもできる上、クレジットカードでの支払いも勿論可能だ。
キャッシュレス最高やん。
目下、オンライン皮膚科はメリットしかないように思える。
初診で当たった皮膚科の先生も調剤薬局の薬剤師の方もすこぶる愛想が良い。
もはやデメリットはないのでは・・・?
とサービスに対しては満足する一方、漢方薬の限界を今回のオンライン診療で知ることになった。
先生曰く、
「漢方薬だけの治療はむずかしく、他の薬と併用して服用する」
そうで、ベポタスチンの服用を続けながら毎食前に漢方薬をのむことに。
同じ医薬品でも西洋医学の合成薬より、東洋医学に根付いた漢方薬だけで蕁麻疹を乗り越えたいと願っていたわたしは、その衝撃の言葉にまたもや意気消沈したのは言うまでもない。
ベポタスチンとおさらばできると思ったのに・・・。
もとより藁にもすがる思いで漢方薬を選んだゆえ、少しでも望みがあるのであれば仕方がない、現在服薬中のベポたん(愛称)とは仲良くしておこうではないか。
そして時間をかけて漢方薬へ移行してから絶交してやるんだ・・・!
腹を括って地道にやるしかない・・・と、前途多難な私の漢方薬生活は幕を開けた。