朝起きたら立てないぐらい腰が辛い
こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。
今回は、朝起きたら立てないぐらい腰がだるくて辛い、という方の治療例です。
【朱美さん 60歳 自営業】
1.朱美さんの腰痛の状態
2、3が月に1度来院して下さる朱美さんです。
朱美さん:腰が、朝起きたら立てないぐらいだるくて痛くなってたんです。
急にです。
腰を伸ばすことが出来ません。
ばぁば:腰が痛いなんておっしゃるのは珍しいですね。
何かされましたか?
朱美さん:ううん、腰が痛くなるような事は特別にやってません。ただ、一昨日の夕方の4時頃だったと思うんですけど、しゃがんでて立ち上がろうとすると急にめまいがして立って居られなくなったんです。
そんなこと初めてで、とにかくそのまま横になってたら朝まで寝てしまいました。
それで、朝起きようとすると。
あっ!痛ったた!ってなって。
⒉朱美さんの腰痛の原因と思われること
ばぁば:いつも12時頃に寝るって言ってたでしょ。
夕方4時に寝て、そのまま朝まで寝られたんですか?
朱美さん:そうなんですよ。
いつもは12時頃に寝るのに、あの日は朝までぐっすり寝てましたね。
ばぁば:関わってたイベントの後始末が大変やったのと違いますか?
過労状態がめまいを引き起こしたんじゃないでしょうかね。
寝るだけ寝た後はもうめまいしないんでしょ。
朱美さん:そうなんですよ。
いっぱい寝て起きたら、体がすごくスッキリしてて、めまいもあれから1度も起こらないんです。
ばぁば:ふだんの倍以上寝続けたので腰の筋肉が固まったんでしょうかねえ。
血行も悪くなってて、腰を伸ばせなかったり、だるくなったりなったんだと思いますよ。
今、ベッドで上向きに寝て、膝を曲げてますね。
朱美さん:膝を伸ばそうとしたら腰が痛くなるんです。
ばぁば:分かりました。
血行を良くして筋肉を緩めていきましょう。
⒊腰痛の治療
とてもお疲れのようです。
まず、全身の気、血、水の巡りを良くして疲労の回復をはかり、自然治癒力や免疫力、自己回復力を高めるようにしました。
足からふくらはぎ、太もも、臀部(でんぶ)を緩めて、首、肩を触診すると、鍼をする前よりだいぶ緩んでいます。
ばぁば:さあ、腰周りを緩めていきますよ。
終わりましたよ。
腰を動かしてみましょうね。
腰の右側を高く挙げて。
うーん、もうひとつですねえ。右を上にして横向きになって下さいな。
この姿勢で鍼をしますよ。
左側もやっておきましょう。
左を上にして横向きになって下さい。
鍼をしますよ。
はい 、これでうつ伏せになって右の腰を高く挙げてみて。
左の腰も高く挙げてみて。
次に上半身を反らせてみてください。
大丈夫ですね。
起きて立ったり座ったりしてみてください。
朱美さん:痛くないですねえ。
なんともないです。
あーよかったあ。
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