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中耳炎になった後、耳鳴りで眠れない

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、楽しい、嬉しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、中耳炎の治療後、耳鳴りで困ってる方が鍼灸治療で改善していく様子をお届けします。

【正樹さん  43歳   会社員】


1.中耳炎の後の耳や心身の状態

正樹さんの問診票には。

・左耳が中耳炎になった後から耳鳴りがする。
・鼻づまり、左の奥が腫れてる。
・不眠  耳が気になって。
・イライラ してじっと出来ない。
・胸が苦しい。
・食欲不振。

とありました。

ばぁば:問診票に色々書いてはるけど、耳が1番の原因みたいですね。いつからですか?

正樹さん:2、3年前に左耳が中耳炎になってから、常に腫れた感じがとれません。

耳の奥でジャリジャリ、ギシギシ音がしてるし、ボーンとかも。
それが気になるとイライラしてじっと出来ません。

寝る時も耳が気になって眠れません。
鼻も詰まってて左の奥が腫れてるような感じです。

ばぁば:中耳炎になって病院には行かれたんですか?

正樹さん:はい、耳鼻科に行って鼓膜を切りました。

ばぁば:鼓膜はほとんどの場合自然に塞がるので、鼓膜を切ったからというより炎症を起こした事による後遺症の様に思います。

治療していきましょう。

2.中耳炎と耳鳴りの鍼灸治療

正樹さんはぐっすり眠れず疲労も蓄積してることでしょう。

イライラで気の滞りも大いにあると思います。

まずは全身の滞りを除き、気、血、水の巡りを良くし自然治癒力や自己回復力、免疫力を取り戻し、高める全身治療をしました。

次に、背骨の椎間(背骨と背骨の間)の硬くて痛いところと、首の後ろの頭のつけ根の硬くて痛い圧痛点にお灸をしました。

そして、耳鳴りや鼻づまりに関係する手足のツボに刺鍼しながら、耳周りの反応点に鍼をしていきました。

ばぁば:終わりましたよ。
耳鳴りの症状は改善するのに少し時間がかかるかも知れません。

これで左耳の様子を観察して、又お電話くださいな。

その後、正樹さんが5日後に来院された。

ばぁば:前回治療してどうでしたか?
何か変化がありましたか?

正樹さん:左耳の腫れがましになりました。

でもジャリジャリ、ギシギシという音はまだします。
鼻づまりは大分ましです。

前回と同じ様に治療した後、この間お灸をした周りを細かく触診してみました。

3.耳鳴りに効いた熱いお灸

ばぁば:前回お灸した左側の奥にとても硬いところがあるんですが、ちょっと押してみますよ。
どうですか?

正樹さん:すごく痛いですねえ。押さえられると耳の奥に感じますねえ。

ばぁば:又お灸しますよ。
奥に届くまでやりますよ。我慢して下さいよ。

と、新たに探り当てた耳の後ろの奥のとても硬いところ4ヶ所に【透熱灸】をした。

(【透熱灸】皮膚上にもぐさを置いて火をつけ、熱を体の深部に浸透させるお灸)

正樹さん:熱いけど、このお灸は耳の奥にきますねえ。

ばぁば:これでまた様子を見て下さいな。

その後、久しぶりに腰痛で来院された。

ばぁば:耳鳴りはあれからどうですか?

正樹さん:あ~  耳ね、お灸をして頂いてから、あれから気にならなくなりましたよ。

私は気になっていたので、良くなったと聞けてホンマに嬉しかったです。


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