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自律型で行こう

自律とは

「自律」とは、他者に依存せず自分の意思で行動することを指します。

現代のビジネスの現場では、「自律型人材」がますます重視されています。
これは、単に指示を待つのではなく、自ら問題を見つけ出し、解決策を提案し、行動に移せる人材のことです。

現代のビジネス環境では、
市場の変化、技術革新、グローバル化、多様性、組織のフラット化、働き方の変化、イノベーションの推進など
とにかく変化が激しいため、変化に強い人材が求められるということです。

様々な自律が求められる

自律型組織

従来型のトップダウンの組織構造から、各チームや個人が責任と裁量を持ち、迅速に意思決定を行う組織です。

最終形は、組織内に階層構造がなく、管理マネジメントの仕組みも存在せず、組織の目的達成に関して、所属するメンバーが個別に意思決定を行うティール組織になります。

自律型人材

自立型人材は、自分の意思で行動し、責任を持って結果を追求する人材です。自律型人材に求められるのは、主体性、問題解決能力、責任感、価値観自己管理能力などです。

最終形は、起業家のようになっていくのではないかと思います。起業家の思考方法も参照いただければと思います。

キャリア自律

自らのキャリアを他人や組織に委ねるのではなく、自ら主体的に設計し、選択し、実現していくことを指します。これは単に仕事をこなすだけでなく、自分の人生や価値観に基づいて、働き方や成長の方向性を主体的に考え、行動する姿勢です。

プロティアンキャリアのように「資本の蓄積」と捉え、ビジネス資本、社会関係資本、経済資本を溜めていくことが重要となります。

結局のところ、トップダウンで何かを依頼したからと言って、それがビジネスの成長や、その人に成長につながるのかはわからないため、会社や上司は、機会を提供し、従業員自らが自分の意思で、それを取っていくことが重要となります。

AIも自律の時代

ChatGPTの登場から、しばらく経過し、現在では、AIも自律型に進化しています。

自律型AI(Autonomous AI)とは、人間の指示を待たずに、自ら状況を判断し、意思決定を行い、タスクを遂行できる人工知能です。

自律型AIは、外部からの細かな介入を必要とせず、環境や状況に応じて柔軟に対応し、継続的に学習する能力を持っています。

すでに、AIも指示された内容を回答するだけでなく、提案したり、情報を集めてきたり、思考したり、プログラムを作成して実行するものが生まれています。今後も、自律型AIは増えていくと思われます。

自律型で行こう

世の中や、企業から、他者に依存せず自分の意思で行動する「自律」が求められる時代になってきました。

自律AIエージェントを見ていて感じるのですが、ものすごく時間をかけて考えてくれるのですが、結果がいまいちと感じることもあり、「自律」した状況では、主体性をもって行動した内容が、パフォーマンスにつながることが重要ではないかと感じます。

また、現在、主体的に自律型で行こうとしても、お金はないし、部下はいないとリソースの悩みはあると思いますが、将来は、ロボットやAIに置き換わる可能性があることも考える必要があります。

結果として、大切なのは、主体的な行動に対してパフォーマンスを出した経験値です。今のうちに、経験を積んで、自律型で行きましょう!

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