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条文サーフィン~民法(相続)の波を乗りこなせ!!~5-5「財産分離」

タイトル中の「5-5」は、
民法>「第五編 相続」>「第五章 財産分離
を表しています。「編>章>節>款>目」の順。


この記事を含む以下のマガジンは、「読んでみようと思える六法をつくる」プロジェクトの一環、条文サーフィン【民法】編の”新版”です。新版では、民法の「編」別にマガジンを分けました。条文を読むコツが自然と身につく、紙の六法で読む前に”読む六法”をどうぞ。


※民法の「第五編 相続」の全条文を収録(↓)。

(※民法=令和5年4月1日現在・施行)




それでは、

「条文構造」を意識して編集した法令の条文、

その一行一行を「波」に見立てて、かるーく乗りこなす

条文サーフィン【民法(相続)】編の

はじまり、はじまり。




※以下、構成は「条文見出し一覧」→「条文」の順。




〇民法(明治二十九年法律第八十九号)

第五編 相続

第五章 財産分離(第九百四十一条―第九百五十条)

第九百四十一条(相続債権者又は受遺者の請求による財産分離)
第九百四十二条(財産分離の効力)
第九百四十三条(財産分離の請求後の相続財産の管理)
第九百四十四条(財産分離の請求後の相続人による管理)
第九百四十五条(不動産についての財産分離の対抗要件)
第九百四十六条(物上代位の規定の準用)
第九百四十七条(相続債権者及び受遺者に対する弁済)
第九百四十八条(相続人の固有財産からの弁済)
第九百四十九条(財産分離の請求の防止等)
第九百五十条(相続人の債権者の請求による財産分離)



〇民法(明治二十九年法律第八十九号)

第五編 相続

第五章 財産分離


(相続債権者又は受遺者の請求による財産分離)
第九百四十一条 相続債権者又は受遺者は、相続開始の時から三箇月以内に、相続人の財産の中から相続財産を分離することを家庭裁判所に請求することができる。相続財産が相続人の固有財産と混合しない間は、その期間の満了後も、同様とする。
2 家庭裁判所が前項の請求によって財産分離を命じたときは、その請求をした者は、五日以内に、他の相続債権者及び受遺者に対し、財産分離の命令があったこと及び一定の期間内に配当加入の申出をすべき旨を公告しなければならない。この場合において、その期間は、二箇月を下ることができない。
3 前項の規定による公告は、官報に掲載してする。

(相続債権者又は受遺者の請求による財産分離)
第九百四十一条

  相続債権者又は受遺者は、
   ↓
  相続開始の時から
   ↓
  三箇月以内に、
   ↓
  相続人の財産の中から
   ↓
  相続財産を分離することを
   ↓
  家庭裁判所に請求することができる。

  相続財産が相続人の固有財産と混合しない間は、
   ↓
  その期間の満了後も、
   ↓
  同様とする。

2 家庭裁判所が
   ↓
  前項の請求によって
   ↓
  財産分離を命じたときは、
   ↓
  その請求をした者は、
   ↓
  五日以内に、
   ↓
  他の相続債権者及び受遺者に対し、
   ↓
  財産分離の命令があったこと
   ↓
  及び
   ↓
  一定の期間内に配当加入の申出をすべき旨を
   ↓
  公告しなければならない。

  この場合において、
   ↓
  その期間は、
   ↓
  二箇月を下ることができない。

3 前項の規定による公告は、
   ↓
  官報に掲載して
   ↓
  する。


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3,788字
条文サーフィンは、いわば”読む条文道場”です。愚直に反復すれば、読むコツと条文知識が自然と身に付きます!

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