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ヒトウイロコ日記

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50代のたいして前を向かずに生きていく毎日を書いています。
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記事一覧

LINEを交換すると、いろいろな話が、できるから

20代のころに勤めていた会社の先輩でアライさんという人がいて、飄々としていて穏やかなようで…

友人の選挙

週末は宇都宮にいた。友人が市長選に出馬していて、投開票日だったからである。わたしは宇都宮…

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駅ベンチがふたつずつ、たくさん

友人と会うために京急線の駅に降り立つと、ホームの壁に沿うかたちで駅ベンチがふたつずつ、た…

概念としての階段

毎晩誰かと会っていて、この人どうかしてると思われるかもしれないが、みんなみんな会いたい相…

友人の音声配信に出た話

友人のアキコさんとタイガさんがバイト先に来てくれた。アキコさんが、コーヒー買っていこうか…

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元気がないのは単に栄養不足

日記が途切れがちで、これはいけない。続けて書くことに意義をおいて書いているからだ。飽きっ…

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息をするのもめんどくせえ

ああ、めんどうくさい。すべてがめんどうに思えるとき、めんどくせえめんどくせえ、息をするのもめんどくせえ、という台詞がすらすら浮かんでしまうのは世代のせいなので許してほしい。なんか夏に血迷って、海であそぶのにサーフィンとかできたら楽しんじゃね?とかいってサーフィン教室を申し込んだのだが、公教育を卒業して以来さいなまれずにすんでずっと忘れていた、我のどんくささ。これを思い出すはめになり翌日は満身創痍といっていい程度に体中が痛い。もう体力ないんだから無理したらいけない。すべてがめん

酉の市を忘れるな

わりと縁起をかつぐたちで、とくにフリーランスになってからは、仕事のおかげで屍にもなるが仕…

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要らないものに囲まれて暮らしているのではないか

山あいの街に住む友人宅に遊びに行った。 目的は湖畔のサウナだ。 夏に遊びに行った際にこん…

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優しく正論を述べたので、わたしはしゅんとした

風邪をひいたと自覚したとたんに対症療法で症状をおさえこもうと耳鼻科に行き対症療法的な薬を…

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5話がまんして観て、とまでは言えない

友人から「ナイツの独演会のチケットが余ってるのでいきませんか」と誘ってもらって行ってきた…

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2ひきのねこのかいぬしふたり

電車をいくつか乗り継いで旧友に会いに行く。20代のころ同じ職場にいた友人で、お互いその職を…

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日常の記

風邪に脳を乗っ取られていて長く考えることができない。何日かのあいだにおきたできごとを箇条…

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闖入者

のどの弱い人はよく知っていると思うが、咳は夜中によく出てわれわれを苦しませる。友人にもらったはちみつをスプーン一杯なめたら少しおさまったので、このままわたし、眠くなれと思って羊文学をスリープタイマーでかけ、布団に丸まって目をつぶっていると、部屋の外でなにやら男女の会話が聞こえる。娘はよくスピーカーでLINE通話をしているのでそれかと思って放っておいたのだが、そういえば息子があたたかい布団がほしいと言っていたことを急に思い出し、億劫だがさすがにこんな肌寒い夜にタオルケットでは気