LINE Payのポイント消費期限で考えたペイメント決済
先日、LINE Payからポイントの消費期限についての案内が来ました。あと1週間で、ポイント800円相当がなくなりますよ、と。LINE Payもですが、PayPay、楽天ペイ、オリガミペイなど使っている人、ポイントの消費期限は確認していますか?
PayPay100億円あげちゃうキャンペーンでペイ戦国時代
スマホのアプリから決済できるペイメントサービス。数年前から徐々に増えていましたが、昨年のPayPay100億円あげちゃうキャンペーンや、経産省のキャッシュレス・ポイント還元事業によって、一気に広がった感じがします。LINEPayでも、「生活応援祭」として、対象加盟店でのお会計時にLINE Payコード支払いを使うと、支払金額の10%、または5%分のLINE Payボーナスを付与、最大12%のポイントがつくというキャンペーンをやっていました。
楽天Payもやっていましたが、ほかのと比べるとお得度は少なめ。ただし、私は紀伊国屋書店で1500円以上の本を買うと楽天スーパーポイント10倍がもらえたり(上限500ポイント)、楽天Pay×丸善で、楽天ペイ0.5%+楽天カード決済1%、ポンタポイント1%などもやっていたので、ここでまたポイントが貯まりました(この時はリアル書店でけっこうな数の本を買う必要があったため)
6月まで!経済産業省のキャッシュレス・ポイント還元事業があるうちに!
経産省のキャッシュレス・ポイント還元事業とは、消費税増税対策として2,019年10月から始まり、2020年6月までの約9カ月間の間に、中小企業を対象にポイントを還元する事業です。私はコンビニの支払いでも、常に5%引かれています。楽天でも多くのショップが5%還元。生活費などで毎月約10万円がクレジット決済で、ポイント還元対象だとしたら、1カ月で5000円割引されていることになります。9カ月で4万5000円。これは大きい! やるかやらないかは個人の考えによると思いますが。
私も、LINE Payは登録してて、1000円あげますキャンペーンに便乗してLINE Payを使っていたんです。ポイント還元率も、楽天が1.5%に対してLINE Payは2%スタート、利用額に応じて5%ポイントがつくため。
PayPayもやりたかったのですが、100億円キャンペーンがすぐに終わっちゃったので、登録しないで終わりました。
LINE Payを使ったものの常に現金が残る仕組み
そんなわけで、ずっとLINE Payを使っていたんですが……。クレジットカード決済にならないのと、設定した金額よりも低くなるといつも銀行から自動引き落としで追加LINE Payに支払われるので、それがいやだなぁと。
それで使わなくなって数ヶ月。先日、LINE Payから連絡がありました。「ポイント消えちゃいますよ」と。
せっかく貯めたポイントが消滅の危機
実は30日前にもきてたんですよね。でも、LINEの案内はほとんど見ないため、忘れてたんです。それで残り1週間ですよ、と言うところになり、やっと気がつきました。
私みたいな人、多いんじゃないでしょうか?お得だからと言ってあれこれ開いて、ポイントが少しずつ残って、自動引き落としだから常に数千円単位のお金が各種ペイメントサービスに残ってる人。結局、考えたら高い買い物になってた!ってことになりかねません。
購買意欲をかき立てられる広告と戦えるか
そうはいいつつも、LINE Payでは魅力的なポイント倍付の案内が来るんですよね。
ハードデリバリーのウーバイーツ、初めての利用で1000円引き。
よく使うコンビニの商品が200円引き。
ホワイトデーギフトが10%引き。
こっちもウーバイーツ。
常に広告が送られてくるんですよ。私は、広告来てもそもそも見ないし、見ても買わないのでいいのですが、気をつけないとクレジットカード以上に、いろんなものを買いすぎてしまいそうです。しかも、コンビニなど少額なものを何回も買うため、いつお金がなくなったか気がつかない。
各種ペイメントサービス登録で実は損してない?
最初に書いたように、PayPay、LINE Pay、ほかいろんなペイメントサービスの乱立により、各社が登録キャンペーンを行なっていました。全く登録しなかった人もいれば、あちこち登録しまくってポイントをたくさん取った人もいると思います。
そのポイント、今どうなってますか?きれいに使い切れましたか? けっこう残っちゃった人も多いんじゃないかと思います。
ポイントの波に乗らない現金支払者の行く末
そもそもペイメントサービスどころかクレジットカードすら作らない人もいます。現金決済派の人たちです。お金を使い過ぎてしまうという理由で作らないのはいいことだと思います。
「たかだか数ポイントよぶんにもらえるだけで、結局大金を失っている」と思うかもしれません。そういう一面もあると思います。反面、私が楽天ポイントに絞ったことで、1年間で10万円相当のポイントをもらったのも事実です。
もう1ついうと、これから先どんどん現金での支払いが減ってきます。現在、スウェーデンでは8割以上がキャッシュレス決済です。いづれキャッシュレス、かードレスの時代がきます。年齢いってからだと、なかなかついていけません。また、つい使い過ぎちゃった時も、若いうちなら何とかリカバリーできますが、退職してたらそれも難しい。キャッシュレスは、停電したりシステムダウンしたら突然使えなくなるなど問題もありますが、だからといって使わなかったらこの先生活しにくくなりそう。「使わない」のと「使えない」のは違うから、使えるようにしておくことは大事です。
ただし、使い過ぎには注意です。それとどこのポイントに集約するかもあらかじめ考えておきましょう。
LINEPayの消費ポイントからキャッシュレス、カードレスによるポイント取得を考えてみました。ペイメントサービスに限らず、各種ポイントの使用期限を、一度確認しておくことをおすすめします。