
#203 相手の「やる気」を引き出す方法
人の「やる気」を引き出すことは、本当に難しいです。
例えば、期待の新人が別のチームに異動したら
突然不調になることってありますよね。
一方で、成果が出ていなかったスタッフが
他のチームに移ったら大活躍することもります。
✓ チームメンバーとの折り合いが悪い
✓ 上司との関係が悪い
✓ 仕事との相性が悪い
理由はさまざまあることと思います。
どうすればいいのか、というと
結局、私たちは都度工夫していくしかありません。
今回は、その工夫の方法の一部をお伝えします。
1.反応のない人をやる気にさせる方法
何を伝えても反応が薄く、成果が出せない人に
私たちができる工夫として、
その人の「環境」を変えること
があります。
先程お伝えしたように、チームを変えたり、役割を変えたり。
結果が出ていない人でも、環境が変われば活躍するかも
しれないなら、環境を変えてあげてください。
担当業務を変えるだけでもいいかもしれません。
2.平等に機会を与える
・ この人は結果が出ないから仕事を任せない…
・ この人はこの仕事が向いている…
と決める前に、別の機会を与えてみませんか。
環境を変えたり、その人が気づいていない
「強み」や「気づき」を伝えることで、
生き生きと働きはじめるスタッフがいます。
「この人は結果が出せない」と決めつける前に、
気づきを与えた上で別のチャンスを与えてみましょう。
仕事の内容や担当を変えたりして、新しい仕事に触れ、
やりがいを持てる機会を増やすことが大切です。
仮に、過去うまくいった仕事を
その人が「向いている」と思っていたとしても、
実はもっと力を発揮できる仕事があるかもしれません。
逆に、「向いていない」と信じ込んで真摯に
取り組めていないこともあるかもしれません。
ですので、仕事の担当を定期的に変えたり、
色々な人にリーダーを任せたりしながら、
誰にでも、新しい環境と触れる機会を与えるのはオススメです。
私が前向きに働けるようになるきっかけは
前の部門の上司から機会をもらったことです。
あのタイミングで機会をもらえてなかったら
今の半分程度のパフォーマンスしか出せなかったかも
しれません。
何かをきっかけに、生き生きと働ける人が、
あなたの近くにもいるかもしれませんよ。
3.平等に評価する
平等に機会を与えた後は、
平等に評価をしてあげてください。
機会を与えたけれど、
✓ 本人がやる気を出さない
✓ 仕事で力が発揮できない
という人がいた場合は、
相応の評価をするしかありません。
機会を活かすも殺すも本人次第ですから、
その後は平等に評価しましょう。
平等の評価をし続けることで、
他の人が意欲をもって働いてくれるケースも
多々あります。
4.まとめ
いかがですか。
今回は、「やる気を引き出す方法」について
お伝えしてきました。
✓ 平等に機会を提供する
✓ 平等に評価する
当たり前のことのように聞こえますが、
意外と難しいのが現実です。
機会は限られていますし、人間ですから
好き嫌いで評価を微調整したくなる方も
いるかもしれません。
でも、意外と人は自分のことに敏感です。
何も言わずに機会を与えなかったり評価を下げると
ますます意欲が減退します。
ですから、最初はできる限り相手の可能性を
信じて機会を提供してあげましょう。
そして日頃からのフィードバックを忘れずに
行ってあげてください。
あなたの一言を待っている人がいるかもしれません。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
👉次に読むなら
過去のオススメ記事を紹介
・#180 引き寄せの法則の活用方法
・#170 3秒でできるポジティブ変換