オンラインプライベートレッスンで初めて試してみたこと
試してみるべきだと思った。オンラインプライベートレッスンでの話。
初めてGoogleドキュメントを共有して、お互いが書いた文章を編集できるようにやってみた。中国人女子高生Yさんの現代文教材の精読が終わり、全体の要約をする目的で。
① いきなり要約するのはハードルが高いと思い、キーワードになる言葉5~6個をドキュメントに事前に準備。
② このキーワードを見て、Yさんに口頭で文を言ってもらう。そのとき、理路整然としたものでなくてもOKとし、イメージをつかんでもらう。
③ 自分で言ったことを、ドキュメントに打ち込んで文章化。私も彼女の思考過程が一目でわかるので、効率が良い!
④ 彼女の打った文を見ながら、文法上のミスや意味を確認しながら、添削。
私は以前勤務していた日本語学校で、Googleドキュメントやスプレットシートを共有して授業を行ったことがある。そのときの経験から、これはクラスなどの多人数用で、プライベートレッスンにはかえって時間がかかり、向かないと思い込んでいた。実際、手書きした文章を画面に近づけて見せてもらったり、写真を撮ってLINEに送ってもらい、それを見て話すなどといった方法でいいと勝手に思っていたから。
それが、しかし。
Googleドキュメントなら、同時に編集できるので、時間的ロスがない。「○○部分を△△のようにするとよい」などと、ポイントを的確にすぐ示せるのが便利。そしていつもと趣向が変わり、キーボードで打ち込むYさんも、楽しそうだった。
ただ、反省として彼女のメルアドに招待メールを送ったのはいいけれど、この作業するドキュメントのリンクを添付し忘れていたり(肝心なことなのに・・)、縦書きにはできない(米企業のGoogleは縦書き仕様にする必要ないから)ということはあったけど、久々に楽しかった。
きっと、多くの先生方は、もっといろいろなスキルを駆使して、オンライン授業をされているんだろうなあ。そんな中で私は、やっと一つ新しいことができたと喜んでいる。う~ん、マイペースだな・・・と苦笑せざるを得ない。
それでも、今日という日に一番うれしいことだった。
#生活 #教育 #日本語教育 #日本語教師 #オンラインプライベートレッスン #現代文 #Googleドキュメント #共有 #私の仕事 #国語教育 #最近の学び