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【1分で読めるnote『おべんとうばこのうた弁当』は身体に良いのか調べてみた】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

読む速度を測れる「読書速度計測」によると、
日本人の1分間の平均読書速度は400~600文字
と言われています。

 てことで、400-600文字で『おべんとうばこのうた』についてちょっくら調べてみました。

(蛙・ω・)<ゆっくり(1分)していってね。
 

 今回はコラム要素強いのでサラッと読んでどうぞ(o・ω・o)


■「おべんとうばこのうた」とは

 はい。有名な茶色い弁当です。
 おかずにたんぱく質無さすぎやろ。
 主菜も入れてくれや(o・ω・o)

 
 1978年の歌だそうなので、質素なのかな?

□歌詞

これっくらいの おべんとばこに
おにぎり おにぎり ちょいとつめて
きざみしょうがに ごましおふって
にんじんさん さくらんぼさん
しいたけさん ごぼうさん
あなのあいた れんこんさん
すじのとおった ふき

 
 この弁当が栄養とか身体に良いのかとか、調べてみた(o・ω・o)
 


■具材ごとに主な栄養素調べてみた


おにぎり
レジスタントスターチ
質の高い最強の炭水化物。食物繊維に近い働きをする。小腸・十二指腸では消化されず、腸内細菌が発酵させることで分解される。腸内細菌たちのご飯。
 
□効果
・血糖値上昇を抑制
・便通改善
・アンチエイジング効果(肌の老化を防ぐ)
・体重増加を抑制
・糖尿病改善



しょうが
シオネール(香り成分)
・疲労回復・体内炎症レベル減少の効果
 
ジンゲロール・ショウガオール(辛味成分)
・強い殺菌効果
・ガン細胞の増殖を抑制する
・ガン物質が引き起こす遺伝子の突然変異を抑制する
 
ショウガオール
・新陳代謝・血行促進



ごま
ゴマリグナン(セサミン)
・悪玉コレステロールを下げる
・善玉コレステロールは下げない
・肝機能上昇・アルコールの分解
・二日酔い防止
・抗酸化作用により肌の老化を防ぐ
 
たんぱく質
・アミノ酸が豊富
 
ミネラル
・鶏のレバー以上に含まれている



にんじん
カロテン(100gあたり8600μg)
・抗発がん作用
・ビタミンAに変化『視力・皮膚・毛髪・心肺機能』に効果が高い
 
カリウム(100gあたり300mg)
・細胞の浸透圧維持
・酸・塩基平衡の維持
・神経刺激の伝達
・心臓機能や筋肉機能の調節
・細胞内の酵素反応の調節



さくらんぼ
アントシアニン・フラボノイド(ポリフェノール)
・脳機能改善(長期記憶・ろれつの改善)
・抗酸化作用によるアンチエイジング効果



しいたけ
しいたけの菌による腸内細菌の増加
 
食物繊維(不溶性食物繊維)
・便通改善・整腸効果
 
βグルカン(食物繊維)
・免疫機能の改善
 
エリタデニン(しいたけ特有の栄養素)※マッシュルームにもわずかに含まれる
・悪玉コレステロールを下げる
・血液をサラサラにする
 
ビタミンD(100gあたり2.1 µg)※特に干し椎茸に多く含まれる。紫外線を浴びて増える
・骨粗鬆症の予防

マグネシウム(100gあたり14mg)※マグネシウムの含有量としては少ない数値
・生理痛を防ぐ
・不整脈を防ぐ
・心疾患を防ぐ



ごぼう
イヌリン(水溶性食物繊維)
最強の食物繊維
腸内細菌によって100%発酵され活用される。ビフィズス菌など善玉菌を活性化する
・整腸効果
 
リグニン(不溶性食物繊維)
・大腸がん予防
・整腸効果
 
マグネシウム(100gあたり40〜54mg)
 
カリウム(100gあたり210〜320mg)
 
カルシウム(100gあたり46〜48mg)
・骨や歯の主要な構成成分
・細胞の分裂・分化に必要
・筋肉収縮に必要
・神経興奮の抑制
・血液凝固作用の促進
 
リン(100gあたり46〜62mg)
・骨や歯の正常な発達に不可欠な成分。カルシウムとともに骨や歯を構成
・リン脂質として細胞膜の構成成分
遺伝情報を伝達するうえで重要
(DNAやRNAなどの核酸。生体内でのエネルギー貯蔵物質である高エネルギーリン酸化合物(アデノシン三リン酸:ATP)。リンたんぱく質。
など、生体内で重要な成分の構成要素としてさまざまな代謝反応に関与
・体液の酸とアルカリのバランス調節
・心臓や腎臓の機能の維持
・神経伝達に関与



れんこん
ポリフェノール
 
ビタミンC(100gあたり48mg)
・疲労回復
・がん予防
・アンチエイジング効果
 
マグネシウム(100gあたり16mg)
カリウム(100gあたり440mg)
カルシウム(100gあたり20mg)
リン(100gあたり74mg)



ふき
食物繊維・ミネラルが豊富
・大腸がん予防
・高血圧予防
 
カリウム(100gあたり230mg)

 

(蛙・ω・)<たんぱく質不足以外はかなりヘルシーで優秀な健康志向おべんとうなのでは!?

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 欧米食が一般化するまで、日本食は

・煮物や保存の効く漬け物(発酵食品)
・干物(アミノ酸が豊富)
・野菜(食物繊維やビタミンが豊富)
・味噌、醤油、麹などの発酵菌食


 などが主菜であり、肉や魚は贅沢品の類いでした。
「おにぎり おにぎり ちょいとつめて♪」
 なんて軽快に歌われていますが、このおにぎりも冷えても美味しく食べられるように調理されたものであり、米は冷えることで『レジスタントスターチ』が増加する優秀食に変化します。
 
 日本人の「質素でも身体にとって栄養のある食事」に対する工夫がうかがえる。
 
『おべんとうばこのうた』はそんな日本人の


食の工夫


 の歌でした。
 本当に素晴らしいです。
 
 今回紹介した食品のデータは下にまとめてリンクを貼っていますので、気になる方はそちらからどーぞ。
 サムネイル画像の『おべんとうばこのうた再現弁当』はコチラからお借りしました。


 
 
 最後に良かったら♡スキをお願いします。
 それではまた〜(o・ω・o)ノシ




【参考資料】


ごまの栄養学







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