【1分で読める健康習慣の科学26:やはり『イヌリン』は食物繊維にて最強! という話】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
前回、前々回のnoteにて、「腸内細菌はやっぱり大事!」って話をしていまして。
「腸内細菌が食欲そのものをコントロールしている」とか「腸内細菌の乱れが体調の乱れの始まり」とか解説している訳です。
で、合わせて「じゃあ腸内細菌をイイ感じにするためには?」ということでイヌリンを紹介しているのですが、
イヌリンについて改めて調べてみたところ、「善玉菌を増やすにはイヌリンがやっぱり最強!」みたいなデータが出て来たので紹介します。
ロンドン大学が発表したこの論文の内容は簡単に言うと「腸内細菌を増やすのに適した食物繊維はどれだ?」
という内容のメタ分析で、64の過去の論文をもとに、『レジスタントスターチ』や『オオバコ』『ラフィノース』『ガラクトオリゴ糖』や『イヌリン』などなど、様々な食物繊維でどれだけ腸内細菌が増加するのか? というのを調査してくれています。(o・ω・o)すごい内容だ。
で、既に結論は書いていますが、
『イヌリン』と『ガラクトオリゴ糖』が善玉菌である『ビフィズス菌』と『ラクトバチルス属』の増加にもっとも有意性が高い。
って結果になってます。
ちなみに論文の中では『イヌリン』ではなく『フルクタン』という表記になっていますが、『フルクタン』とはフルクトース分子の重合体のことで、そのうちの長鎖フルクタンが『イヌリン』となっています。
ちょっと何言ってるか分からないと思うんですけど、フルクタンには3種類、『イヌリン』『レバン』『グラミナン』という、分子の形状違いのフルクタンがありまして、フルクタンの中でも代表的なものが『イヌリン』というワケです。
まあ、小難しい分子レベルの内容は置いといて、
□イヌリン
□ガラクトオリゴ糖
などの食物繊維を日常の食習慣に取り入れることで、腸内細菌のご飯に栄養をマシマシにできる。
となってます。
紹介したのは粉末サプリメントですが、「サプリメントは何だか信用できない」という方には、
チコリ・たまねぎ・ごぼう
バナナ・にんにく
きのこ・発酵食品・オーツ麦・大麦
ブルーベリー・ブロッコリー
このあたりの食材をオススメします。
以前コチラのnoteで紹介したもので
フルクタンを含む食材と、食物繊維が豊富なブロッコリーとブルーベリーを合わせて紹介しています。
「腸活に興味はある」
「腸内細菌を意識した食事がしたいけどどうしたら」
という方は、先ずは『イヌリン』から試してみてはいかがでしょうか?
ちなみにイヌリンについても過去に解説していますので、イヌリンそのものの効果について知りたい方はコチラからどうぞ。
ちょっと長めのシリーズですが、イヌリンについて徹底的に調べています。
今回はここまでです。最後に良かったら♡スキをお願いします。
それではまた〜(o・ω・o)ノシ
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