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11月26日 入浴剤の売上は4年で○倍に増えている!?
視野を広げたい、が、どうしても自分が携わっている仕事中心になってしまう…
そんな問題意識をお持ちの方に、その日にちなんだ過去の事象をビジネス視点で掘り下げています。普段の仕事や興味の範囲を超えて、視野を広げ、ビジネスの頭の体操をするのにぴったり。
→部分は、頭の体操する上での自分に対する質問例、です。
この日は日本浴用剤工業会が制定した「いい風呂の日」です。
「いい(11)ふろ(26)」の語呂合せになります。
入浴剤の市場、調べてみました。 (以下出典:「インテージ 知る Gallery」2020年9月17日公開記事)
2016年から400億円で横ばいだったものが、2019年には6%成長の432億円と増えています。
入浴剤、普段使わないので知らなかったのですが、タイプがいろいろ分かれています。
タイプ別で伸びているのは、冷えや疲労、肩こり、腰痛などへの効能を謳っている「薬泉・保温」タイプで、2015年には19億円だったものが、2019年には49億円にまで増えています。
もっとも大きな伸びを見せているのが、「エンジョイ(玩具入り)」タイプです。2015年から2.5倍(8億円から20億円)になっています。
ちなみにこういう商品です(バンダイHPより)。
インテージさんでは、未就学児・小学生の子供と同居しているかどうかも聞いており、バスタブの中で何をする?といアンケートを取っていて、半数近くが「遊ぶ」と答えています。
この商品開発、組み合わせの妙、素晴らしい着眼点ですね。
ちなみに、全国の消費者からレシートを収集し集計したデータをもつ、マルチプルID-POS(脱線ですがこういうデータを提供している企業もあるんですね)によれば、購入されている入浴剤の銘柄でも、「エンジョイ(玩具入り)」入浴剤である、バンダイの「びっくら?たまご」が6位に入っています。
→入浴剤+おもちゃ がお風呂タイムを楽しくするということで大きなヒットになった。同じように自社商品を今まで組み合わせることを考えたこともないアイディアはないか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。