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10月27日 「文字・活字文化の日」は法律で決められた記念日!?

「ビジネス頭の体操」。ご自身の仕事を離れた「頭の体操」ネタにご活用ください。
(最後に「問い」の例を載せています)


10月27日は平成17年(2005年)に制定された「文字・活字文化振興法」第十一条で定められた、「文字・活字文化の日」です。

そうです。国会で決議された、正式な法律の条文本文で定められた記念日なのです。あまり聞かないです。

では、その目的を同法第一条を引用する形ご紹介します。

(目的)
第一条 この法律は、文字・活字文化が、人類が長い歴史の中で蓄積してきた知識及び知恵の継承及び向上、豊かな人間性の涵養並びに健全な民主主義の発達に欠くことのできないものであることにかんがみ、文字・活字文化の振興に関する基本理念を定め、並びに国及び地方公共団体の責務を明らかにするとともに、文字・活字文化の振興に関する必要な事項を定めることにより、我が国における文字・活字文化の振興に関する施策の総合的な推進を図り、もって知的で心豊かな国民生活及び活力ある社会の実現に寄与することを目的とする。

さて、この法律の設立背景には「活字離れ」があったそうですが、読書量はどう推移しているのでしょうか?

まず、小中高校生(出典:「学校読書調査」公益社団法人全国学校図書館協議会)。法律ができた翌年2006年から向上していますね。

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次に大学生(出典:「第55回学生生活実態調査」全国大学生活協同組合連合会)。…2013年頃から0(ゼロ)分が増えていますね…

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次に社会人(出典:「国語に関する世論調査」文化庁)。読まない、という人が半分近くいるんですね。

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→2005年に法律が制定され、翌年から小学校での平均読書数が増えている。この要因としてどのようなことが考えられるか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。




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