草フットサル考察

草フットサル大会レベルのノウハウを語るnote 草フットサル=「フットサル 大会」で検索して出てくる1day4~6チームの大会 10年間で約450大会に参加し約180回優勝。現在40歳

草フットサル考察

草フットサル大会レベルのノウハウを語るnote 草フットサル=「フットサル 大会」で検索して出てくる1day4~6チームの大会 10年間で約450大会に参加し約180回優勝。現在40歳

最近の記事

1人から出来るレオザ式②コンプ編

蹴球学、レオザと言えば「サイドバック張るな」論。 何故サイドバックが張ってはいけないか。 同サイド圧縮(コンプ)で嵌ってしまうから。 前回記事同様「1人から出来るレオザ式」という形で相手にコンプをかける部分を記載する。 もちろんコンプは連動必須なのでいつでも1人だけで出来るわけではない。 「1人"から"出来る」とあるようにトリガーとなるイメージ。 では早速。 自分のチームがワントップなのでそれで説明する。 相手は4バックを想定。 まずコンプが始まる前。 相手のセンターバ

    • ぎっくり腰には2種類ある

      少なくとも2種類。 人生で2回ぎっくり腰になったが症状が違った。 療養中に色々調べたのでメモとして残す。 あくまで素人が個人的に調べた範囲なので参考まで。 ぎっくり腰になった状況1回目がフットサル、2回目がサッカー。 1回目は数年前35歳くらい。 雪の日にフットサルの試合でなった。 相手クリアボールが至近距離でおなかに飛んできて、思わず腰を引いてそのままおなかにボールが当たった瞬間にピキっとなった。 2回目がサッカー、2024年3月31日。 ポストプレーで浮いたボール

      • 1人から出来るレオザ式①WP編

        蹴球学という本を読んで実践してること。 蹴球学はサッカー監督系youtuber「レオザフットボール」が書いた本。 本には基本チーム全体の事が書いてあるが1人でも出来ることはある。 自分でも簡単に出来て有効性が高いのがWaitingPoint理論。 簡単に言うとマイボール時のFWの基本位置の話。 ボールサイドの相手もボランチの後ろを基本位置とする。 この位置からやるプレーはざっくり2つ。 1つ降りてポストプレー。大体CBかSBにそのまま返す。 もう1つは裏を狙う。 Wai

        • アキレス腱断裂から回復までの全て

          概要2023年6月18日、アキレス腱断裂。 せっかくなので時系列をまとめとく。 目標は半年後のサッカー/フットサル復帰。 それまでにやったことを書いていく予定。 第1章:当日の流れ自分はバチンと音がしたのですぐわかった。 やってしまったと思ったら応急処置。 固めて、冷やしたりするやつ。 RICEだっけか。一生覚えれない略称。 炎症を抑えるための4つ。 固める、冷やす、安静にする、心臓より高くする、で良い。 その後病院へ。出来れば救急車は使いたくない。 サッカーやフッ

          1日1分走るだけで体力を上げる方法

          概要・主旨やることはインターバル。 6秒ダッシュ×10=1分 ただ重要なのは運動種別だけじゃない。 いかに継続してきたかが本題と言ってもよい。 自分は面倒が嫌い、継続するのが苦手。 ランニングもジム通いも続いたことがない。 そんな自分が約1年続いた方法を説明する。 犠牲にしているものもあるので、そこは各自の取捨選択で。 次に成果。 自分は中高で部活経験がなく体力はない方だった。 1年前からこれをやり始めてかなり体力が上がった。 シニアサッカーで30分ハーフをフル出場

          1日1分走るだけで体力を上げる方法

          フットサルにおける日焼け対策

          概要・主旨アラフォーにして日焼けを気にするようになった。 皆さんにも日焼け対策をお勧めしたい。 日焼け対策をお勧めする理由をまず説明する。 その後に対策の説明。 とは言え自分は面倒がまじで嫌い。 簡単なことしかやりたくない。 自分がやっている簡単な対策を説明する。 日焼け対策をお勧めする理由以下は外国のトラック運転手の写真である。 紫外線が当たる左側だけ老化している。 画像を左右半分に分けて反転させて結合する。 以下のような2種類の画像が出来上がる。 最近シニアサッ

          フットサルにおける日焼け対策

          誰でも出来るコーナーで失点を減らす小技

          概要・主旨相手コーナーでの失点パターンの1つ。 ボールを見てる間に自分のマークだった相手に前に入られて決められる。 "まれによくある"パターンである。 このような失点を減らす簡単な方法がある。 腕をアンテナのように伸ばすことだ。 腕をアンテナのように伸ばす草フットサルのコーナーは以下のような配置が多い。 攻撃側の狙いは以下。 3がちょん蹴りシュート狙い。 4が飛び込んできてパスに合わせる狙い。 5は飛び込みorパウ狙い(浮き球からボレーは少ない)。 守備側は2は壁役。

          誰でも出来るコーナーで失点を減らす小技

          再現性の高い攻撃パターン:縦パスワンツー

          概要・主旨ほぼほぼ技術力を必要とせず、頻繁に使える攻撃パターンを紹介する。 自分が発明したわけではない。 正式名称も他にあるかもしれない。 仲間内でこの攻撃パターンが良く発生することに気づき、それを仲間内で話して狙って行うようになっただけ。 縦パスワンツーの流れ流れを説明する。 文章の下の画像を見ながら読んで欲しい。 3番がボールを持っているとする。 3番から左右の2番か4番にパスを出す。 めちゃくちゃよくあるシーンだと思う。 その際に5番がボールサイドの縦に流れる。

          再現性の高い攻撃パターン:縦パスワンツー

          本当の初心者がまず覚えるべきプレー

          ※本記事はめちゃくちゃ基本の話なので初心者以外には不要 初心者がボールロストするシチュエーション後ろ向きにボールを受け取って、無理に振り向こうとして取られる。 敵のプレッシャーに慌てて適当に蹴ってしまう。 初心者の方が非常によくやってしまうプレー。 とはいえ初心者の内はフリーな人を見つけてパスを回すというのも難しい。 ではどうすればよいか。 無理せずリターンパスをするリターンパスはパスした相手に戻すパスである。 ボールが来た方向に戻すように蹴るので難易度が低い。 パスコ

          本当の初心者がまず覚えるべきプレー

          1点目と2点目の価値の違い

          背景と概要  先制点が大事という話はよく聞くが、どれくらい大事なのかデータで出してみたので、紹介したい。  簡単に結論を言うと、2点目は1点目の半分程度の価値、3点目は1点目の10分の1程度の価値となる。得点も失点もほぼ同じ結果となった。 ここで言う「価値」とは何か  データを紹介する前に「価値」について説明しておく。ここでいう価値とは「取得勝ち点の期待値変動」のことである。  と言ってもわかりづらいので例を出すと以下の通りとなる。例えば1-0にすることによって取れる勝

          1点目と2点目の価値の違い

          技術習得におけるメタ認知の重要性

          背景  エンジョイで草フットサルをやっているとはいえ、成長する=これまで出来なかったことが出来るようになるのは嬉しいことである。ダブルタッチやトンパを初めて大会で決めた時は興奮したのを覚えている。  しかし新技術の習得は草フットサルにおいて簡単ではない。月に数度のフットサルでは部活のように反復練習の機会がないからだ。  今回、反復練習の機会がない草フットサル勢に向けて、技術習得効率を大きく左右するメタ認知という考えとその重要性を紹介したい。 ここで言うメタ認知とは何か 

          技術習得におけるメタ認知の重要性

          対戦前のスカウティングポイント

           ここで言うスカウティングとは、草フットサルでメジャーな1Day大会(※)において、敵チームの能力を対戦前に確認し対策等を練る行為とする。  ※1Day大会:4~6チームによる総当たり等で優勝を決める大会  対戦前に1,2試合しか見れないので、ポイントを押さえて効果的に見る必要がある。単純な上手い下手を見るのではなく、対策から逆算して以下の観点でスカウティングを行うと良い。 1.敵チームのプレースタイルの把握 監督もおらずエンジョイでやってる草フットサルにおいて、相手に合わ

          対戦前のスカウティングポイント

          失点を簡単に減らす最後尾の意識

          最後尾の意識を持つだけで失点が減る  テクニックや難しい状況判断が一切不要で、知っておくだけで失点をかなり減らすことが出来る意識の1つ。やることは単純で、攻める際に4人全員で攻めずに最後尾に一人残すだけ。 4人で攻めるとリターンよりリスクの方が大きくなる  草フットサルあるあるだが、ボールを保持しても攻めきれず、前がかりになったところをカウンターで点を取られるということがしばしば起きる。  理由は簡単で敵陣地での3対3や4対3で点を取るのは結構難しく、そのカウンターでス

          失点を簡単に減らす最後尾の意識

          草フットサルでも試合前にせめて決めた方が良いこと:アプローチライン

           草フットサルレベルにおいて試合前に決めておくことなんてほとんどないが、これくらいは決めておいて方が良いだろうということの一つ。 アプローチラインとは何か  相手が敵陣深くからボールを運んでくる際に、どこからプレスをかけ始める=アプローチを始めるか、のラインをアプローチラインと呼んでいる。  バスケのフルコートマンツーマンとかハーフコートマンツーマンとか聞いたことがあればわかりやすいと思う。フルコートマンツーマンはアプローチラインが一番奥で、コート全体でプレスをかけるとい

          草フットサルでも試合前にせめて決めた方が良いこと:アプローチライン

          草フットサルにおける3大誤謬

          瞬時判断論  全ての状況を確認して最上の選択肢を見つけるべきと考え、状況を確認して判断するのにかかるコストを無視してしまっていることによる誤謬。状況判断に要する時間と、時間経過がもたらすデメリットに対する認識の甘さから生まれる。  例えば、右サイドを攻め上がり、左後ろから多少プレスを受けつつもそのままシュートを打って止められたとしよう。そんな時「逆サイドにフリーがいたんだからパスをしろよ」と言われたとする。  しかしパスを行うためには、逆サイドに走ってきている味方がいるか

          草フットサルにおける3大誤謬

          フリーキックで点が入る唯一の原因

          壁役の選手が動くから  まず、草フットサルではフリーキックで点が入ることは少ない。スペシャルなキッカーはほぼいないし、緻密なサインプレーも行われにくいからだ。  そんな中で生じる得点/失点の最大かつ唯一と言ってよいパターンは「壁役の選手が動いて、壁の間を抜けてはいる場合」だ。足をあげたり、身体をひねったりすることで隙間ができ、ボールがすり抜けたり、当たってコースが変わると、GKはまず止めれない、当然だ。  「壁役は動いてはいけない」、当たり前すぎる話だが、意外と動いてし

          フリーキックで点が入る唯一の原因