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ポエム

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言葉遊びと自身の整理、日常に起きたことや人と会ったことなどのポエムにしました。不透明度70%。
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#現代詩

シーソーゲーム

シーソーゲーム

真実との距離を知った時人は絶望する
悲しみも、憎しみも、嘘も、過ちも、
部屋の隅っこに置き忘れた不明確な現象を
死ぬまで忘れないよね?

ベルガモットが漂うプールが懐かしい
駆け引きをやめたフラニーと変数を合わせるシャルロット
空の青さを哀れんで、夜の灯を尊く感じる
愛液を含んだケント紙のふやけるスピードと

だから私は何も言わない
見守ることもしない
無駄な時間は共有しない
忘れたことを悔やまな

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自薦紹介

自薦紹介

春の声、夏の初手に霞んで聞こえた
テンプレのセリフは「30度」
どうやら私たちは軽々しく終わりを口にするみたいだ
死の宣告のようにテレビのニュースキャスターが唱える

白い肌剥き出して君はどこへ向かうの?
二の腕にはピストル、
首の取れた勝利の女神、
誰かの罪を浄化する祈り

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今日は私について話そう。

ポエムと口にすると決まってバカにされる。
この流れはいつから?誰が決めたの?
夜にな

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最後の日

最後の日

私は洞窟の中にいた。
人に話すこともなく、
触れ合うこともない。
密事への憧れを抱き、
灰になる不安に焼き焦がれる。
その時が来るまで、
叙情を数えるだけの部屋で。
呼吸をするにも意識が必要で、
1秒毎の苦しみを覚えていく。

最後の日、そんなことを感じて果てたい。

私は洞窟の中にいた。
色の感情を知ることもなく、
伝達で省いた意図を汲み取れない。
馴れた手つきで触りあって、
自我を狂わす匂いを

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それだけが全て

それだけが全て

言葉を集め窓に貼り付ける
外は雨、水はすぐそこまで
声は水滴に触れ、地に落ちて
初景を失いながら言い訳が残る

音より速度、視覚から聴覚へ
脳へ到達する比倫の環は現象
落雷は罪の元へ証拠の限りを尽くす
虚空に稲妻、されど衝撃

キスより甘い惚れ剥がれた憎炎
埃に蝕まれ小指の誓いを駆逐せよ
偶然の焔と円の眼差し、奪うための火
発狂から成る定めの剛力

包囲の陣を預けた生命
無限に多雨、粒子の逃げ道を

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細密描写

細密描写

森と呼ばれる場所は、木々が立ち並び
水が流れる音や匂い、日が差し込み影を創る

木は、優しく茂り光の射す方へ
水は、見えるもの全ての木を生かし
日は、火に変わり全てを奪ってしまおうと
森を蝕む、蝕む、蝕む

砂漠と呼ばれる場所は、砂が一面に広がり
空虚な樹海を連想させ、風は全てを受け入れる

砂は、眼を死んだものとして扱う
空は、人を惑わせ嘘をつくらしい
風は、思考の中まで希望と絶望を運び
砂漠で

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愛と恋と変

愛と恋と変

愛について考えてみた
人は誰かに依存することで生きていける
それは友達なのか、家族なのか、職場の人間なのか、
居心地がいいのか、利用しやすいのか、甘えられるのか

愛について考えてみた
拠り所は私にはない
家もお金も恋人もいない
遠い昔にいた気がした

愛について考えてみた
憎しみを押し付けて
悲しみを通り越して
孤独とは相容れない現象

人は言う、それは愛だと
手紙が届いた、それは愛だと
野良猫

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