クロダミヤ

ポエムを書いています。誰かの何かになれたら…そんな言葉と書いています。

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    言葉遊びと自身の整理、日常に起きたことや人と会ったことなどのポエムにしました。不透明度70%。

最近の記事

サカサマ

人は生まれながらにして平等ではない それを聞いたのは私が自分の部屋を持った時で その意味を知ったのが義務教育を完遂した時で ようやく理解したのはついこないだ 一生で使うお金の量を自分の意思で決められない 愛しいあの人がこの世から居なくなることを止められない 最も愛する人と結ばれることを許さない 味方の数でしか正論を評価できない なんてくだらないものだろうかともう何万回も改めて考えては笑い転げてしまう もしも逆の世界があるとしたら? 全てが平等で、凹凸が□にだけで、評価

    • 大衆の狂った媒体を悪として滅することは、カップヌードルにお湯を注ぐようなことでしょ?

      なんで可愛い子が頭悪いことをエモく言って許されて、ブスでデブな子が真っ当なこと言って叩かれる時代なんだろうか。 もし、その子が美人に変身したらそれだけで許されるのだろうか。 なんで声だけ大きい無駄なことばかり生み出す馬鹿が評価されて、仕事をしっかりこなして最終望遠ラインを守る人が非難されるのだろうか。 成果を視覚化したら全てのゴミを黙らせることができるのだろうか。 なんで才能と魅力があるのにダサいことばっかやってる人が愛されて、地道にコツコツと実績を積んでいたあの人が注目

      • 気まぐれに記とする

        キャパオーバーをして週が過ぎて 抜け殻にもならず履き詰めて動く 止まった瞬間に死んだと思いながら 体に鞭を打っていたのか ついに今日、運ばれてしまった 冷静に考えたらお金が莫大にかかるのな 救急車とはいい商売だ ぜひ民営化を進めてもっと入りやすい世界にしてほしい それはさておき 実は今月の頭くらいにしばらく前の検査結果が届いてびびってたわけで すっかり忘れていたんだけど今日はダメだった たまたま1人だったから見ず知らずの誰かに助けてもらって 口を切ったくらいで済んだのは

        • 逃げ切った先には?

          実は4,5ヶ月前から体の違和感があり検査結果に驚愕してしまったので気持ちをログとして残す。 すべてが「気のせい」としてしまえばいいんだけど、そうはいかなくなってきて2日ほど迷った。誰かに伝えてもいいかと1人には話した。近くもなく、遠くもない人へ。程よい距離感だから嘘だと受け止めてくれるかもしれないとか、心配してほしいとかあったのかな。今はどうでも良くなってしまったし周りの環境も嫌になった。 私はアナログマンだから、SNSで友達かもしれない得体の知れないアカウント?アバター?に

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          25本

        記事

          エンターテイメント

          とあるメディアで権力者の映像を見た。身なりは派手で、動きはダイナミックで、言葉は繊細で心が強く、人を魅了させ、悲しせ、驚かせ、自由という言葉はこの人のために生まれたのだと感じた。鼓舞を見せられたように心が強くなれた気がした。ただ映像を見ていただけなのに。それはきっと、影響力というものが視覚や聴覚を通して脳に注ぎ込まれた結果だろう。人は単純だ、自分は疎かだ。実在するか疑うほどのものを恰も目の前の科学的現象のように捉えてしまう。宗教的な人を操作する言霊も、哲学的な論点の擂鉢も、文

          エンターテイメント

          夏は去年の自分を凌駕しようと今年も内なる闘志を燃やしている

          暑さにやられてはいないだろうか クーラーに飼いならされていないだろうか 夏が本気を出せば僕らいつでも煉獄 この怒りをどこへ向ければ? 8月のせいにしようとも 五七五に季語をいれたとしても 誰にも届かないんだろうな --- こんにちわ、クロダミヤです。 noteだけで活動しようとしてもなかなか知ってもらえないので工夫しないといけないと、そう考えてもなかなか難しいんですよね。 なので今度オフラインの場で展示をやらせていただきます。ダークネスでメランコリーな女の子と一緒に、

          夏は去年の自分を凌駕しようと今年も内なる闘志を燃やしている

          拒否権と呪符、剥がされない

          他人に尻尾を振るあなたを好きにはなれない。 安く見えるあなたを好きになれない。 誰かに言いふらすあなたを好きになれない。 他人のために生きるあなたを好きになれない。 怒濤を組み安心するあなたを好きになれない。 孤独を愛せばいいあなたを好きになれない。 ダサいことをするあなたを好きになれない。 影をチラつかせるあなたを好きになれない。 節度と頻度がわからない人を憎む。 領域に踏み込む人を憎む。 特別な誰かにする人を憎む。 蒸し暑い夜を好む人を憎む。 夏といえば花火という人を憎

          拒否権と呪符、剥がされない

          事情

          理由と根拠の世界にいると息苦しい ルールがあるから立ち止まる 人に合わせないといけない 都合が悪いと逃げるしかない なぜ共感はされないのか こんなに共感がリスペクトされているのに このリスペクトも嘘なのか? 断片的に見てはいけない それは少し難しい 恋だの愛だの空中戦のオカズ 損得勘定に勝るものはない 仕事は二の次 セックスだけが呼吸 複雑な現象を単純な構造へ 絡まった言葉を断片的に方へ 締まりにしまって 飾りにきがざって 人間ができる最大限の密着 蜜の味を出して吸う 思考は

          無機質な街で

          人の憎しみを買って 嗚咽さえも垂れ流して 縋り付いて 傷ついて 考えてしまうこと 心にしまったこと あの人の口癖も 言葉選びも 今日が最後の日だとしても あなたは疑わない 終わりがまだ先にあることを 呪いと祈りの狭間にあるもの 言葉はいらない 花束もいらない

          無機質な街で

          久々にやっちまった

          昨日は仕事が休みだったのでワガママに生きようと決意した。 朝起きてから少しソワソワしていた、疲れからくる、無理矢理体を起こした、アドレナリンが溢れ出てる感じ。 恋愛感情がない女友達とセックスについて語り合った。そのままの流れでセックスはしないがとりあえず渋谷で会おうって約束した。 いつもの待ち合わせ場所は平日だというのに賑わっていた。世間は休みなのか? 落ち合う約束をしていたのにあまり話せなかった。なんだか申し訳ない気持ちになった。 そこから時間をフィルターに通して質

          久々にやっちまった

          深夜のいたずら

          つまんないな昼間から君は素っ気なくて 読みたくもない本に手を伸ばす 5分もしないうちに猫のように甘える 君はずるいな 静かな調和をぶっ飛ばして 水溜りに向け多雨、空の矢を打ち込んで 笑みがこぼれる涎のように 嗚咽さえも垂れ流して 世界の舵を小刻みに動かす 君は神様なのかい? そうよ、選ばれし者だから 崇拝されているのかい? そうよ、愚民の運命を握っているのだから 懺悔を聞いてくれるのかい? いいえ、それは神父のやることよ それなら願いを叶えてくれるのかい? 無理ね、あなた

          深夜のいたずら

          誰にも会いたくない夜

          誰にも会いたくない夜 寂しい時はイヤフォン着けて スローな音楽を聴いている 眠気が襲うまでは夜を楽しみたい だから誰にも会いたくなくて 二日酔いだと嘘をついた 誰にも会いたくない夜 ダサい話を聞いた日 自分までもダサくなったと感じてしまう そのダサさを正すことができない 争うのもまた正すことではないから 苦笑いがせめてもの抵抗 誰にも会いたくない夜 体の損傷が激しく体力がない 不注意だったと自分を恨む気持ちと 怠惰で汚れた恥ずかしさと 嗚咽さえも垂れ流す勇ましさ 約束ほど

          誰にも会いたくない夜

          屁理屈

          タバコに火をつけて深く息を吸う 肺を蝕む行為なのに惚れてしまった やめないの?って言われるが キミはタバコの味がするキスが癖になっている 言い訳と捉えるのは自由だから タバコを吸う理由を彼女にすることにした 身体のミントグリーンとベルガモットが タバコの匂いによく合う まるでブラックコーヒーに ミルクとシュガーをいれるかのように ホットコーヒーにスプーンが付いていない だから緩いコーヒーを指でかき混ぜた セックスの回数が愛の薪となる 愛撫はボランティアによく似た 拠り所の

          シーソーゲーム

          真実との距離を知った時人は絶望する 悲しみも、憎しみも、嘘も、過ちも、 部屋の隅っこに置き忘れた不明確な現象を 死ぬまで忘れないよね? ベルガモットが漂うプールが懐かしい 駆け引きをやめたフラニーと変数を合わせるシャルロット 空の青さを哀れんで、夜の灯を尊く感じる 愛液を含んだケント紙のふやけるスピードと だから私は何も言わない 見守ることもしない 無駄な時間は共有しない 忘れたことを悔やまない 悪と思われてあなたと接する 愛という感情を忘れない 生まれ変わりを許さない

          シーソーゲーム

          夢を見た、君の夢

          お久しぶりです。今日はエッセイ。終わってみたら小説なのかもしれない。 これは私と彼女のショートムービーである。 ーーー ここ最近は仕事が忙しすぎてポエムを書くことができなかった。忙しいと余裕がなくなり、普段のパフォーマンスが出せないから無理に何かをすることはよく無い。 同じように忙しく余裕がない友達がメンタルをやられてしまった。だから今夜は無理してでも会いに行こうと、そう決めた。 ある朝彼女は目覚めた時から涙が止まらなかった。ベットから出れないでただ泣くしかできなか

          夢を見た、君の夢

          mer-ci

          結末に夢を重ねた 儚くて消えそうで吐息みたいだねって 馬鹿にしながら笑うように言った その行為や現象の名前を知らない 屈辱に慣れてきた 敗北に目を向けて現状を知ろうか 心の折れた音、その行為はファッションだ 少数派の意見が負ける世界で話そう 日常が乾いてきた 殺伐としたことに疑問を抱かない 長い夢のよう、あの古いフランス映画 同じシーンが漏洩し侵食してる? 貶してくれているかな 許してくれているかな 腑に落ちないことがなんだって 問題を伝えようか 融けてる双子の話 君