自薦紹介
春の声、夏の初手に霞んで聞こえた
テンプレのセリフは「30度」
どうやら私たちは軽々しく終わりを口にするみたいだ
死の宣告のようにテレビのニュースキャスターが唱える
白い肌剥き出して君はどこへ向かうの?
二の腕にはピストル、
首の取れた勝利の女神、
誰かの罪を浄化する祈り
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今日は私について話そう。
ポエムと口にすると決まってバカにされる。
この流れはいつから?誰が決めたの?
夜になるとみんな綴るでしょ、ポエムを。
最近は「短歌」とか「現代詩」とか言っちゃうけど
そんな風流で堅苦しいものじゃないでしょ?
自然に出てきた言葉を直接繋ぎで脳へ流し込むだけだから。
そう思いたいではなく、事実としてそうだから。
カウンターカルチャーじゃないけどね、少しあなた達に反抗したくなった。
ポエムがかっこ悪いと誰が決めたのか、それは罪だ、重罪だ。
人の自由を奪う行為の一つであって、誰かの評価を受けるわけじゃない。
見てくれているから?この文章じゃなくて、私の心の叫びを。
憎しみを混ぜてあなたに届けるようにインターネットに浮遊させたいだけ。
夏に紛れて蝕んで、膿んで、腐らせて、
来週のあなたの元へ届けたい。
お酒を飲んで、くだらない話をして、いっ時の快楽に没入したくて
キスはしないでフェラチオをしてクンニをして
爛れる愛液を味わって
命が奪われるようなセックスがしたいの。
タバコを吸った。
音楽をファッションにして、誰かに認められたくて。
タバコを吸った。
小説の終わり20ページを破り捨てる不条理と悪戯。
タバコを吸った。
そのまま願入を焼き切るように押し込んだ。
悲しみも傷も憎しみも匂いも、愛も唾液も口実も匂いさえも
迸る感情のまま好きにしたいの。
それが私だから。
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