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なんでもない日々

21
日常についてのお話です。
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だとしても、あれは間違いなく青春だった。

だとしても、あれは間違いなく青春だった。

おせえ。あまりにも遅いし、もはやそんなこと誰も覚えていないかもしれないけれど、僕だけは覚えているので、久しぶりに筆をとって━━いつも通りけたたましい音でキーボードを叩いて━━みることにする。

さて。
社会人は案外おもしろい、などと少し前に綴った。けれど休みはもっと楽しいし、同期たちは僕が想像していた10倍は心の支えになっているし、会えただけでびっくりするほど嬉しい。
まだ到底追いつかなさそうなか

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別にしっかりなんてしなくていいから、どうか笑って、家に帰っていて

別にしっかりなんてしなくていいから、どうか笑って、家に帰っていて

妹が二人いる。
僕の2つ下の我が家の長女と、8つ年の離れた次女。

長女はしっかり者で真面目、控えめで穏やか。
というのが、下馬評らしい。妹の友達が言っていたことを競馬の用語で表すのは些か気が引けるものではある。

控えめで穏やか?そんなの嘘である。

前にも書いたかもしれないけれど、僕は元来人見知りで、実に小心者という言葉のよく似合う少年時代を過ごした。
我が家はかなり女性が多く、母にも父にも「

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君たちは理不尽に慣れる必要なんて、ない。

君たちは理不尽に慣れる必要なんて、ない。

新卒社員、として社会の海に開け放たれてから早2か月が経過した。ここは学校という広いのか狭いのかわからない水槽より、そんなにせわしなくはない。大学は社会の縮図ともいうから、水槽より生け簀とか、そういうののほうが、正しいのかも。

大前提として、社会人は君たちが思っているほど、そして昔の僕たちが思っているほどつらくなんてない。案外、楽しいものだ。
もちろん疲れることはあるけれど、達成感は学生の時の比で

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土日のために平日があるとまでは言わないけれど、人間は遊ぶために生まれてきたというのには賛成。

土日のために平日があるとまでは言わないけれど、人間は遊ぶために生まれてきたというのには賛成。

突然の告白だが、猫ミームが大好きだ。ちょっともう時代遅れかもしれない。あんまりにも好きすぎて、一日中ひたすら見ていた時期もあったので、大概の猫ミームのモノマネは出来るようになった。しょうもない特技なことこの上ない。そろそろ流行は下火だとは思うが、それでもなお必ず新作が出るたびに視聴しているシリーズがある。とあるイラストレーターが美大時代の話を猫ミームに乗せて動画にしているのだが、これが笑いあり涙あ

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たぶん、小雨が薫るこの春の始まりの数日間を、僕は一生忘れない。

たぶん、小雨が薫るこの春の始まりの数日間を、僕は一生忘れない。

2024年4月1日。
僕は晴れて、新社会人となった。コロナウイルスがまるでおとぎ話くらいになるには少し早いくらいの春が明けた。

期待半分、いやいやもう少しくらいか。大部分は期待だった。もちろん。けれど、やっぱり不安だってあって。
大概の新生活なんて、そんなものなのかもしれないけれど。

住み慣れた山々に別れを告げ、穏やかな海の見える街へ引っ越してから早1週間。
僕はその街からも遠く離れた、大都会

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隣に立ちたいと言ってくれた彼に、常に背中を見せ続ける為に。

隣に立ちたいと言ってくれた彼に、常に背中を見せ続ける為に。

柔道、書道、生徒会。中学受験戦争を乗り越え、意気込んで入学した割に、中高僕が心血を注いだのは勉強ではなくそれら課外活動だった。あまりに楽しかったのだ。

基本的に後輩には好かれていた(と思う)。
生意気度マシマシだった僕は後輩ぶる、ことが苦手だった。運のいいことに─或いはとても悪いことに─柔道部では一つ上の先輩が1人もおらず、書道部は自分で立ち上げた為そもそも先輩がおらず、生徒会は学年ごとで活動す

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母校に、5年ぶりに通ってみて・最後の終礼にて

母校に、5年ぶりに通ってみて・最後の終礼にて

高校時代、大好きだった場所。
浪人時代、もう行きたくないと思った場所。楽しかったことも、辛かったことも、やはりここに来ると昨日のことみたいに思い出してしまう。奈良の「ド田舎」で生まれ育った僕にとって、中学から進学した大きな中高一貫校はもはや豪華な城のようなものであった。
全然王寺(学校の最寄駅)なんて都会じゃないのにね。

教育実習に行った。別に教師になりたいと切望したわけではなかった。けれど

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子どもと、若者の狭間。

子どもと、若者の狭間。

ありがたいことに、こんなものばかり書いている僕だが、今日付で23才となった。
祝ってくれたみんなには感謝ばかりだ。全員大好きです。いつもありがとう。
大学を卒業しても、どうか仲良くしてほしい。
まあ別に卒業したら遊ばないよ、という人は卒業まででいいし、引退まででもいいから写真くらい撮ってほしい。

さすがに23程度でオッサンだとか言うのはむしろ粋がっているというものだと思うし──だから僕に限らず少

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劣等感とそれをかき消すための逃避行について

劣等感とそれをかき消すための逃避行について

けれど、少し違う部分もあって、それはずっと、言いたくなかった。言えなかった。でも、もうそろそろ、ほんとうのことを書いたっていい。あと一週間で、もう23だぜ。小さい頃、オトナはなんとなく23くらいからだな、と思っていた。オジサンっていうのはそれくらいだな、みたいな。
(6/25(日)は僕の誕生日!どうぞよろしく!)

だから、長々と、悠々と、綴ろうと思う。
少し前の劣等と、それから逃げていたこと。

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今年もよく笑った年だった。

今年もよく笑った年だった。

今年ももう終わるし。

素敵な人たちに囲まれたな!ありがとうみんな!
ーーー

年越しそばを食べ終えて、ガキ使がなくなって、RIZINもなくなったテレビをつけながらまた、ゆるゆると今年のことを夢想してみる。

2022年。今年はどんな年だったか。
案外、一言で答えるのは難しい。でも僕は来年、就活生になるわけだから。

なんだか今年は、長かったような気がする。
ずっと毎年、僕は「今年も早いなあ」ばか

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他人の気持ちなんて、わからないから。

他人の気持ちなんて、わからないから。

「あのさ、アレ好きやねんな、あの〜あれよアレ、君の〜」
「○○?」
「それ!!そうそう!え?!なんでわかったん今ので」

こういうことが、よくある。あ、一応僕は見事命中させた方だ。

今回は、そういう、目の前の人の言葉と気持ちについてのお話。

ーーー

少し前に「カタカナーシ」というボードゲームをした。

親がカタカナ無しで「カタカナの言葉」を説明し、子(他メンバー)がそれが何かを当てることが出

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僕をハゲるほど怒ってくれた恩師の話

僕をハゲるほど怒ってくれた恩師の話

最近、母校の同窓会があった。正直日程の都合上、行けるか行けないか微妙なところだったから連絡も出来てはいなかったのだけれど、最後まで参加の是非を待ってくださった運営陣の方々には頭が上がらない。

ちょっと前に、テレビ番組で「金八先生の教え子と、金八先生が共演する」みたいなバラエティを観た。リモコン取り合いの罪で妹と裁判に掛けられるほど、高校生まではかなりのテレビっ子だった僕だが、一人暮らしを始めてか

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僕にとって、世界で一番大事なもの。

僕にとって、世界で一番大事なもの。

「サマーウォーズ」という映画が好きだ。
小さいときから何度観たかわからないくらい好きだ。
大概、この映画が好きな人とはすぐに打ち解けられる。そんな気がする。
ちょっと気になって調べてみたら、2009年に公開された映画だった。ということは今から13年前?僕は当時まだ9歳だから、小学3年生とか、それくらいかな。
この文章を読んでくれている人のほとんどは、この映画を観たことがあると思って話そうと思ってい

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不思議と、気持ちが落ち込んでしまうと急に「好きな人」が浮き彫りになる。

不思議と、気持ちが落ち込んでしまうと急に「好きな人」が浮き彫りになる。

例えば、起きた瞬間涙が出るくらい怖い夢を、見た時。バッドエンドの漫画を読み終わった時。誰かの悪口を聞いた時。

すぐに、連絡したくなる。会いに行きたくなる。

普段は、大切とわかっていても中々そうは思えない。
なんだか上手くいっている時は、恵まれていることに気付かない。失って初めて気付く、という言葉は月並みだけれど、まさにその通りで、たぶんその「失うこと」の疑似体験をしているんじゃないか、と考察な

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