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別にしっかりなんてしなくていいから、どうか笑って、家に帰っていて
妹が二人いる。
僕の2つ下の我が家の長女と、8つ年の離れた次女。
長女はしっかり者で真面目、控えめで穏やか。
というのが、下馬評らしい。妹の友達が言っていたことを競馬の用語で表すのは些か気が引けるものではある。
控えめで穏やか?そんなの嘘である。
前にも書いたかもしれないけれど、僕は元来人見知りで、実に小心者という言葉のよく似合う少年時代を過ごした。
我が家はかなり女性が多く、母にも父にも「
たぶん、小雨が薫るこの春の始まりの数日間を、僕は一生忘れない。
2024年4月1日。
僕は晴れて、新社会人となった。コロナウイルスがまるでおとぎ話くらいになるには少し早いくらいの春が明けた。
期待半分、いやいやもう少しくらいか。大部分は期待だった。もちろん。けれど、やっぱり不安だってあって。
大概の新生活なんて、そんなものなのかもしれないけれど。
住み慣れた山々に別れを告げ、穏やかな海の見える街へ引っ越してから早1週間。
僕はその街からも遠く離れた、大都会
他人の気持ちなんて、わからないから。
「あのさ、アレ好きやねんな、あの〜あれよアレ、君の〜」
「○○?」
「それ!!そうそう!え?!なんでわかったん今ので」
こういうことが、よくある。あ、一応僕は見事命中させた方だ。
今回は、そういう、目の前の人の言葉と気持ちについてのお話。
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少し前に「カタカナーシ」というボードゲームをした。
親がカタカナ無しで「カタカナの言葉」を説明し、子(他メンバー)がそれが何かを当てることが出
僕をハゲるほど怒ってくれた恩師の話
最近、母校の同窓会があった。正直日程の都合上、行けるか行けないか微妙なところだったから連絡も出来てはいなかったのだけれど、最後まで参加の是非を待ってくださった運営陣の方々には頭が上がらない。
ちょっと前に、テレビ番組で「金八先生の教え子と、金八先生が共演する」みたいなバラエティを観た。リモコン取り合いの罪で妹と裁判に掛けられるほど、高校生まではかなりのテレビっ子だった僕だが、一人暮らしを始めてか