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詩 日記 基本はXにいます

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最近の記事

カゲロウプロジェクト、俺らの青春

八月の十五日が過ぎましたね。一日遅れになってしまいましたが… 八月十五日と聞いて、古のオタクたちが真っ先に思い浮かぶのは 『カゲプロ』 ではないでしょうか?(主語が大きいよ) そう思ってしまうのはやはり、カゲプロ…カゲロウプロジェクトに己がどれだけ青春を注いだか!と言っても過言ではないからだと思います。 カゲプロに出会ったのは、確か小学校三年生くらいの頃。当時はニコニコ動画の全盛期で、ニコ動に入り浸っていました。そんな時に、ニコ動仲間の同級生A子ちゃんから勧められたボカロ曲が

    • 『Fateシリーズ』=他者幸福

      「好きな人たちが幸せならそれでいいや」と思うことってありませんか?私はあります。今、それです。 自分が幸せでなくても、とりあえずは自分の周りの、手の届く範囲での身近な「好きな人たち」が幸せでいてくれたらまあなんか、それでいいかなあ…と最近思うようになりました。 勿論自分自身が幸福になれたら、それ以上のことはありません。私も本当はそれを望みたいよー。でも、もう自分自身を「幸せ」にするために必要な行動も、思考も、活力も、全てが足りないのです。疲れちゃったなー。だから、とりあえずは

      • なりたいという願望

        私は普段、周りから「明るいね」といわれる程度には明るいという自認はあるけれども、それは己を奮い立たせる鼓舞のようなものであるため大人数の飲み会や賑わう場所に行くと、そこから少し遠く離れた場所からそれをひとりで見つめるという事がよくある。 その度に、毎回誰かしらがそれに気づいて「大丈夫?」と声をかけてくれる(そういうことに気付ける人の尊さよね)「大丈夫?」とか、「元気ないね」「体調悪い?」とか。大抵はそんなことを言われてその度に「大丈夫だよー」と答えるけれども、私の本質的な部分

        • 人生を消去したい、夏

          人生を消したい、夏。 今年もいよいよ残り半分。 私にとって夏は四季の中で、最も最大の敵。 茹だるように肌にじっとりと焼き付いて離れない日差しも、自然で健やかに生きている虫達も、その嫌いなものを許容できない自分の心の狭さも、全てが嫌い。 …いや、全てというのは少し語弊があるかも。 夏の行事はそれなりに、適度に好きかもしれない。お祭りもプールも海も、誰か誘えないかなあと考えて、今年開催される夏の行事を調べる意欲があるくらいには好き。 それでも結局、暑いからまた今度でいっか…となっ

          夏の詩

          紺色の制服の下に レースの下着 其れを知る人は私だけ カラオケボックス ふたりの箱庭 わたしたちだけの 花火をひとりでみる誰かの後ろ姿 一緒に金魚すくい しようよ 車内から見える夜景が嫌い 侘しさと罪悪感で何も見えない 夜が嫌い まだ 孤独を愛せない

          夏の詩

          薬を飲んでも眠れない夜があって 越えられない夜があって 冷蔵庫の中にはなにもなくて 毛布だけが味方してくれる夜がある 子供の無邪気さに心を殺される 無垢な瞳に貫かれて粉々になる そんな目で見るなよ 雨の日にわざとサンダルを履いて びしゃびしゃになったのに ジーンズの裾が汚れて悲しくなった 人付き合いが苦手なあの子 夏が苦手な私 今年はどこに行こうね ジントニック一杯 其れで微睡む手軽さ 片手には文庫本

          珈琲にミルクを垂らす 生き物みたいにうねうね揺れる 時が止まった 泣き疲れた後みたいな 夕焼け 私の代わりに 泣いてくれたんだね パステルカラーみたいな夕焼け 原宿に売ってる綿飴みたい 食欲がない日に食べる素麺 生きてるって感じの味 うつがきた! 冷蔵庫の中の冷たさみたいな うつがきた! 黒猫がゴールデン街を通る 黒魔女さんが通るぞ!! あれもこれも併読 思考のばらつき おなかすいた 日記を海にうかべて流す 髪がふやけて文字が滲む 誰にも読ませる気なんてないよ

          ピエロとふわふわのいぬ

          その日はいつにも増して午前~正午にかけて眠気が酷く、昼間はほぼずっと寝ていた。(過眠!) 三回目のようやくの起床!そろそろ起きないとな、と目を開けてぼんやりとした身体と頭を頑張って起こす。それでも薬の副作用もあるせいか中々上手く目覚めることが出来ず、とろとろと瞼が勝手に落ちてしまう。そんな時ふと、窓辺に心地の良い光が染み込んでくるのをぼんやりと見ていた。 その瞬間、私の目の前にピエロが現れた。本当に驚いた。息が止まった。そいつは道化師らしい態度と笑顔で「もうすぐ死ぬチャンスが

          ピエロとふわふわのいぬ

          人を好きでいたい

          人を好きでいたい。純粋な気持ちで人と接したい。それなのに、今は人を"信じる"という行為そのものが億劫になってきたように感じる。 自分の持病に振り回され、自分自身のこともわからなくなって疲れ果てている。そんな状態では勿論、他人のことを考える余裕などない。全てがどうでもいい。私が死んだら、友人は悲しんでくれるのだろうか?きっとみんな、私の事なんて忘れてのうのうと生きるんだろうな。そう考えただけで自分の胸の奥の奥あたりがキュッとなって、息が上手く吸えなくなる。 元々私は人が好きで、

          人を好きでいたい

          川に飛び込もうとした日

          川に飛び込もうとした日があった。 仕事でお客さんに心無いことを言われ、その言葉に上手い言葉を返せず、そのお客さんに腹を立てたというよりかは自分の不甲斐なさ、スキルの無さを悔やんだ。その日はたまたま徒歩で帰宅していて、(普段は自転車)近所には土手があった。早くいなくなりたい、楽になりたいと思ってふと、「川に入ったらどうなるだろう」と考えた。土手の川沿いに到達した時点で、「もういいかな」と思った。気づけば川のきらきらと輝く水面に吸い込まれるように近づいていこうとしていた自分がいた

          川に飛び込もうとした日

          詩と日記

          パフェの断面 私の人生 タバコの煙が 宙に舞って ワルツを踊る 見えない傷が 膿んで抉れて 私を無関心にさせる

          詩と日記

          愛はゆるやかな死

          先月、マッチングアプリで意気投合した19際の男の子とご飯に行ってきた。(若い!) 歳下にもかかわらず、あまりにも思考が成熟されすぎていて、生きにくそうだなあと思ってしまった。適度にアホであることが大切やね。 お互いの恋愛トークになった時、「人生で一度の大恋愛をしてしまったら、一生それを忘れずに引き摺って歩んでいくことになる」と彼は言った。ちなみに彼の大恋愛は高校生の頃らしい。ちなみに私は今。 その恋愛を引きずりながら、受け入れながら、それを赦してくれる人と付き合いたいね~

          愛はゆるやかな死

          日の入り

          友達に日の入りの写真を送って 「泣きそうになった」 と伝えれば 「星の王子さまみたいだね」 と言われた 波と夕日が私を照らして動けなくする 海の泡になって 私を連れて行って 都会の冷たさに戻ってきて目が冴える 居場所のないからだ 居場所のないこころ

          日の入り

          詩と日記

          ひとりで片道二時間かけて 海にきたよ その時だけは 自分を忘れられる気がして 自分の存在を だれも認知しない そんな世界に 生きたいね 全てがどうしようもなくいやになって 遠い場所にいきたくて 僕は言葉を書いている まだ見ぬ誰かが それを見ていてくれていますように 海に集まる人々の 感情や思考が 海に流れる 波の高さに紛れる 私の気持ち 今なら 人魚に慣なれるかもね うつ病と診断を受けてから、薬をもらってはや一週間が経過した。昼はわりかし活動的に動けるが、夜になるとて

          詩と日記

          新宿の喫茶店 灰皿の中に溜まる吸殻 思考の放棄 うつ病だといわれた その言葉が形になって わたしをおし潰す四月 どこかとおい場所、人間に会いたくて マッチングアプリをスワイプ ゆるやかな自傷行為 天井をぼうっとみあげて 気がついたら日が暮れて 空気は澱んで、私はが汚れる 愛に確証はない そんな愛たちに縋って 息をする 愛はしゃぼん玉みたい

          孤独を人で埋める

          孤独について、皆さんはどうお考えでしょうか。 孤独というものは、ある程度人間に必要な成分だと考えています。とは言っても、私は元々酷く寂しがり屋で依存体質なので人間にある程度必要な"孤独"という成分でさえも煩わしい、しんどいなーと感じてしまう。 前々からちょくちょく話していた好きな人との関係を諦めつつある最近、久しぶりにマッチングアプリを始めた。好きな人に依存しすぎると、連絡が来ない間不安になって精神的に追い詰められてしまうし、自分の魂がすり減っていく感覚がしていて、依存をや

          孤独を人で埋める