見出し画像

【詩】心のやすらぎ

「はー」と、
ため息をつくと

ぼくの意識は
どこかの空間に
身を任せた

それはまるで
宙を漂っている
かのように

ちょっと
疲れているのかな?

静かに疲れが
抜けていくのを感じ
ため息まじりの
吐息がもれるのだった

元気が戻ってくると
もしもぼくに
余裕があるならば

この空間を
自由に泳いでみたい
と、思った

きっと踊るように
泳ぐのかもしれないな

ここはたぶん
別世界の海なのだろう

そう、感じては
今の気持ちを
泳いで体現したいと
望むだろう

さあ、やすらぎを得たのなら
現実に戻ろう

あの空間はいったい
なんだったんだろうね?

ぼくはなんとなく
鳥が飛んでいくような
イメージで

手を踊らせた

それはまるで
海中から
舞い上がる鳥だった

なんだか清々しくて
いいことがありそうな
気分になるのだった

もしこのことが
朝の出来事なら

ぼくは君に
「おはよう!」
と、言うことだろう

なんだかそんな気分に
なったんだ

いいなと思ったら応援しよう!